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相模原、戸田監督と“異例”3年契約締結「短期的な成果だけを求めるのではなく、クラブとして成長していく」

2022.12.22

 来季からSC相模原の指揮を執る戸田和幸新監督の就任記者会見が行われた。

 戸田監督は2018年に慶應義塾大学ソッカー部で指導者キャリアをスタートさせ、2020年に一橋大学サッカー部コーチ、翌21年に一橋大学サッカー部監督を歴任。現在は東京都社会人サッカーリーグ1部のSHIBUYA CITY FCでテクニカルダイレクター兼コーチを務めていた。


 戸田監督は神奈川県・相模原市の出身。地元クラブへの凱旋について「運命的なものを感じている」と語りつつ「『このチャンスは逃すわけにはいかない』と思わされるプロジェクトであり、オファーでした。新しいプロジェクトのど真ん中にいるので、チャレンジを楽しんで、勇敢に大胆にプレーをする選手・チームを作れるように一生懸命努力をしていきます」と挨拶した。同じく会見に登壇した西谷義久氏(取締役COO兼スポーツダイレクター / 23年2月に代表取締役社長就任予定)は「サッカーファンの方々にとって、戸田さんが監督としてどこまでのキャリアを築いていけるのか期待しているのは知っていますし、私もその一人です。今後の成功が最も期待される戸田さんを、新たなスタートを切るSC相模原の野心的なプロジェクトの顔であり重要なリーダーとして迎えられたことを嬉しく思っています」と喜びを語った。

 また戸田監督との契約期間は「3年」と回答。「3年というのは、今の日本サッカーの中では決して短くないものという理解をしています。成長して向上して高みを目指しているプロジェクトなので、短期的な成果だけを求めるのではなく、チームとしてクラブとして成長していくために時間が必要」と説明した。戸田監督は「継続して勝ち続けられるチームであり、なおかつそれを発展できる形で構築したい。フットボールは得点が多く生まれないスポーツですが、見ていただく方たちに高揚感を与えたい」と意気込んだ。

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By サッカーキング編集部

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