【Z世代】東京と関西の学生、起業に「興味がある」と答えた割合は?

シード投資家「THE SEED」はこのほど、東京と関西(大阪・京都)の大学生を対象とした「起業に関するアンケート」の結果を発表した。調査期間は10月10日～11日、有効回答は300人。

まず、起業に興味があるか聞くと、42.0%が「ある」と回答。続けて起業に興味がある人を対象に、家族や親戚、友人、知人に起業した人がいるか調べると、周りに起業した人がいる層の方が、「在学中に起業したい」(13.3%)など具体的なプランを描けている傾向がみられた。

起業した・してみたいと思う理由については、1位「使えるお金を増やしたいから」(47.6%)、2位「資産家になりたいから」(34.1%)、3位「ビジネスに関心があるから」(31.7%)となった。

起業に関する情報はどのように得ているか、または得たか調べると、1位「SNS(Youtube以外)」(38.9%)、2位「Youtube」(31.0%)、3位「Web記事・コンテンツ」(27.0%)と、SNSとYouTubeが上位に入った。

次に、インターンシップに興味があるか質問すると、「興味があるが、行動できていない」が34.3%でトップ。また、長期(16.7%)と短期(13.7%)を合わせて約3割の学生が何らかのインターンシップに参加したことがあると回答した。

また、起業の意向があると人とそうでない人で比較すると、起業意欲がある人の方がインターンシップへの関心度が高い傾向がみられ、同調査では「仕事への理解を深めるために意識をしていることがわかる」と分析している。