「カラムーチョ、カラムーチョ…カブローチョ!」京都の警察署がヘルメット着用推進へスナック配布

京都新聞社 京都新聞社

 京都府警南丹署は人気スナック菓子を手渡しながら、自転車用ヘルメットの着用を呼びかける活動を始めた。「カラムーチョ」ならぬ「カブローチョ!」。ヘルメットを「かぶる」とかけた語呂合わせで、意識をピリリと高めてもらう狙いだ。

 地元の京都府南丹市園部町に工場を構えるスナック菓子大手・湖池屋から寄贈を受けた「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」計800個に「へるめっとカブローチョ!」と書かれたシールを貼り付けた。

 街頭活動は9月下旬にスタート。今月10日には同市園部町内のスーパーの駐輪場で、署員が菓子を手渡しながら「カブローチョ!」と呼びかけると、自転車の客から思わず笑みがこぼれた。ヘルメット着用による死亡リスクの軽減や、同署の購入費用の補助についてもしっかりと説明した。

 同市園部町の男性(56)は「インパクトのある語呂合わせ」と笑いつつ「ヘルメットのことは意識したい」と話した。

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