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バルサ行きが噂されるキミッヒ、現時点での考えは?「バイエルンとの契約が2年も残っている」

2023.06.13

バイエルンの主軸としてブンデスリーガ11連覇に貢献したキミッヒ [写真]=Getty Images

 バイエルンに所属しているドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが、バルセロナ移籍の噂に反応した。ドイツメディア『ビルト』が12日に伝えている。

 現在、キミッヒに関してはバルセロナからの関心が報じられている。2022-23シーズンのバルセロナは4シーズンぶりとなるラ・リーガ制覇を実現した。だが、同シーズンをもって長らく“ピボーテ”に君臨していた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの退団が決定。伝統的なスタイル“ティキ・タカ”の要であるブスケツの後任探しは困難を極め、多くの起用・獲得論争が巻き起こってきたが、現時点ではブスケツの後任としてキミッヒの名前が挙がっている。

 キミッヒに関しては2022-23シーズンもバイエルンの“心臓”として活躍。ブンデスリーガでは全34試合中出場停止の1試合を除く33試合に出場。うちスタメンは32試合と不動の地位を確立しており、苦しみながらも勝ち獲ったブンデスリーガ11連覇の原動力となっていた。

 そんなキミッヒはかねてより自身の“アイドル”として、現在バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督の名前を挙げていた。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』はバイエルン時代の同僚であるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキやドイツ代表で共に戦っているGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの存在もプラスに働くと指摘しつつ、「現実的な補強」と報道。シャビ監督も「現時点でキミッヒはバイエルンとの契約を残しているが、彼次第だ。例えばレヴィ(レヴァンドフスキの愛称)はここに来たがったことで移籍が実現した。もしドアを開けるようなら、バイエルンとの交渉が始まるかもしれない」と話すなど、キミッヒの考え次第で今後の動向が変わってくることを示唆していた。

 このような状況の中、キミッヒがバルセロナ行きの噂について口を開いた。現在、キミッヒはドイツ代表の活動に参加している。12日には、ドイツ代表にとって記念すべき1000回目の試合となるウクライナ代表との国際親善試合が開催。試合は点の取り合いとなったものの、後半アディショナルタイムにキミッヒがPKで同点弾を挙げ、3-3のドローで終了した。同試合の後、キミッヒは移籍の噂に言及。「(バルセロナ)移籍の噂を目にしないことの方が難しい日々を過ごしていた」と明かした後、具体的な発言は避けたものの、自身の考えを発した。

「基本的に、僕はこのような噂にはまったくもって興味がない。周知の事実として、僕とバイエルンの契約はまだ2年間残っている。このクラブには大きな計画もあるんだ」

 シュトゥットガルトを離れた2015-16シーズンから、キミッヒはバイエルンの“顔”として8シーズンに渡り活躍している。果たして、2023-24シーズンのキミッヒはどのクラブのユニフォームを身に纏ってプレーしているのだろうか。

By サッカーキング編集部

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