京都鉄道博物館は3月20日から、本館2階企画展示室などで企画展「プラレールフェスティバル in 京都鉄道博物館」を開催している。こどもたちに人気のある鉄道玩具の「プラレール」ということもあり、会場では多数の親子連れが「プラレールジオラマ」などを興味深そうに見つめていた。

  • 「プラレールフェスティバル in 京都鉄道博物館」がスタート。新幹線500系の横に「スピードジェット」の大型バルーン模型を展示した

「プラレールフェスティバル in 京都鉄道博物館」は、タカラトミーが設立した架空の鉄道会社「プラレール鉄道」の本格始動に合わせて開催される。京都鉄道博物館の本館1階では、新幹線500系の隣に「プラレール鉄道」オリジナル車両「スピードジェット」の大型バルーン模型が展示された。

「スピードジェット」は、営業運転最高速度320km/h、設計最高速度415km/hとされ、「最速」をめざして開発された高速鉄道車両という位置づけに。車体の赤色は、「プラレール鉄道の英雄(ヒーロー)」と「未来への情熱を」表現し、黒色は日本の伝統文化である漆塗りをイメージしている。「スピードジェット」の大型バルーン模型は、京都鉄道博物館の展示車両である新幹線500系や特急形電車581形と一緒に撮影できる。

  • 「スピードジェット」の大型バルーン模型

  • 「スピードジェット」と展示車両と一緒に撮影できる

  • 本館2階企画展示室にて「プラレールフェスティバル in 京都鉄道博物館」を実施

本館2階の企画展示室では、「超デカッ! プラレールトンネル」と「プラレールジオラマ」が目玉に。「超デカッ! プラレールトンネル」では、7,000本以上のレールが使われ、トンネルの長さは5mを超える。トンネル内からは、「ドクターイエロー」をはじめ、京都鉄道博物館に展示されている蒸気機関車C56形など、古今東西のさまざまな車両を見られる。「プラレールジオラマ」には通天閣や金閣寺といった名所があり、近鉄「しまかぜ」やJR西日本「パンダくろしお」など、関西を代表する車両が走り回る。

本館1階の「スピードジェット」大型バルーン模型に興味を持ったなら、「スピードジェット」の商品展示や解説パネルなどもチェックしたい。解説パネルには、「スピードジェット」に関する詳細情報が掲載されている。その他、「プラレール」の商品パッケージが並んだ「プラレールの箱がいっぱい」、新商品を紹介した「プラレール新製品展示コーナー」などが設けられている。

  • トンネルの長さが5mを超える「超デカッ! プラレールトンネル」

  • 関西の名所が並ぶ「プラレールジオラマ」

  • 金閣寺の横を走るC56形「SL北びわこ号」

  • 通天閣の横を走る近鉄「しまかぜ」とJR西日本「パンダくろしお」

  • 「プラレール」主力商品のパッケージが並ぶ「プラレールの箱がいっぱい」

  • 「プラレール鉄道」のオリジナル車両「スピードジェット」

  • 新商品「きかんしゃトーマス ケンジとトーマスのおいかけっこセット」

本館2階企画展示室で開催されている「プラレールフェスティバル in 京都鉄道博物館」の期間は5月11日まで。本館1階にある「スピードジェット」大型バルーン模型の展示は3月31日までとなる。