JR東日本は10日、今秋開催されるラグビー国際大会の観戦客が快適に利用できるように、臨時列車の運転や案内サインの整備、案内体制の充実を図ると発表した。

  • 熊谷駅正面口駅前の装飾状況(JR東日本提供)

  • 熊谷駅改札外通路の装飾状況(JR東日本提供)

ラグビーワールドカップ2019は9月20日から11月2日まで開催予定となっている。JR東日本は同社管内にある横浜・熊谷・釜石の3会場において、試合開始・終了の時間に合わせて臨時列車を運転する。

横浜会場では、試合開催日(計7日間)に横浜線でのべ80本程度の臨時列車を運転。熊谷会場では9月24日の試合開始・終了時刻に合わせ、上越新幹線で臨時列車を運転するほか、試合終了時刻に合わせた熊谷駅への臨時停車も行う。在来線の高崎線と山手線で臨時列車も運転される。釜石会場では、試合開催日の9月25日と10月13日に東北新幹線で臨時列車を運転するとともに、試合開催当日と前日・翌日に釜石線で臨時列車を運転。一部定期列車で増結も実施する。

  • 案内サインの整備状況。新横浜駅での整備後の様子(JR東日本提供)

  • 案内サインの整備状況。小机駅での整備後の様子(JR東日本提供)

会場最寄り駅で駅装飾や案内サインの整備なども実施する。熊谷駅では熊谷市と連携した駅装飾を行い、新横浜駅と小机駅では案内サインを設置する。

外国人の乗客に向けた案内の充実や利便性の向上も図り、試合開催日の競技会場最寄り駅など(東神奈川駅・菊名駅・新横浜駅・小机駅・熊谷駅・籠原駅・盛岡駅・新花巻駅・釜石駅)にて外国語の案内が可能なスタッフを配置するほか、駅ナンバリングや駅の乗換えホーム(駅の番線名等)を記載した案内用リーフレットを配布する。