一条工務店は8月3日、「コロナ禍3度目の夏 犬・猫との暮らしに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は6月29日~7月5日、犬や猫を飼っている全国の男女561名を対象に、インターネットで実施した。

  • 犬・猫の熱中症対策として何かしていることがありますか

夏の時期、犬や猫が熱中症になっている可能性があると思ったことがあるか尋ねたところ、38.7%が「はい」と回答した。犬・猫の熱中症対策としてしていることの1位は「冷房をつける」(87.5%)で、2位は「直接日光が当たらないようにする」(41.5%)、3位は「水分を多くとらせる」(41.4%)だった。しかし約3%は「特に対策をしていない」と回答している。

コロナ禍になってから犬または猫を飼い始めた、増やした人の割合は33.5%だった。飼い始めた・増やした理由は「たまたまそのタイミングだったから」(58.5%)が最も多く、「癒しが欲しかったから」(28.2%)、「家族とのコミュニケーションに役立つと思ったから」(21.3%)が続いている。

  • コロナ禍になってから犬または猫を飼い始めた、増やしたことはありますか

犬や猫を飼う前と後で、家族とのコミュニケーションは増えたか尋ねたところ、39.8%が「増えた」、33.5%が「とても増えた」と回答した。合わせると7割以上が家族のコミュニケーションが増えたと感じていることがわかった。

  • 犬や猫を飼う前と後で、家族とのコミュニケーションは増えましたか

家族間での会話のうち、犬や猫に関する話題の割合はどのくらいか聞くと、最も多いのは「3~4割」(35.7%)だが、「5~6割」「7~8割」「9~10割」と回答した人を合わせると、家族間の会話の半分以上が犬・猫に関する話題だという人が約4割見られた。

  • 家族間での会話のうち、犬や猫に関する話題の割合はどのくらいですか

犬や猫が人間の言葉や想いを理解していると思うことはあるか聞くと、62.7%が「よくある」、34.6%「たまにある」と答えており、約97%が犬・猫が人間の言葉や想いを理解していると感じていることがわかった。犬や猫が人間の言葉を話していると感じることがあるかという問いに対しては、67%が「よくある」「たまにある」と回答している。

犬や猫との暮らしで困ることについて尋ねると、最も多い回答は「長時間留守にできない」(46.2%)だった。次いで「エサ代や医療費などがかかる」(45.8%)、「ニオイが気になる」(39.6%)、「部屋が散らかる・汚れる」(31.6%)となった。

  • 犬や猫との暮らしで困ること

犬や猫のためにリフォームしたい、もしくは新築の際に取り入れたいものを聞くと、1位は「滑らない床」(53.1%)だった。2位は「傷つきにくい建材」(46.0%)、3位は「ペット用の部屋・スペース」(41.9%)、4位は「換気システム」(36.4%)となっている。

  • 犬や猫のためにリフォームしたい、もしくは新築の際に取り入れたいもの