住まいサーフィンは11月26日、「保育園に入りにくい駅ランキング(2022年度入園版)」を発表した。

待機児童数は、「各駅の0歳児の人口」から「各駅の認可保育所を中心とし、区が定める基準を満たす保育サービスを提供する専用施設の0歳児定員」を引いて算出。待機児童数の潜在需要を把握するため、各行政区に対して町丁目毎の0歳児人口の調査を行い、0歳児人口の総数を最大需要と推計し、さらにそれらを駅単位で集計している。

ランキング結果は以下の通り。東京都区部の「0歳児の保育園に入りにくいワースト10駅」は、1位「葛西」、2位「西葛西」、3位「新小岩」、4位「豊洲」、5位「荻窪」、6位「北綾瀬」、7位「篠崎」、8位「船堀」、9位「勝どき」、10位「竹ノ塚」となった。

  • 0歳児の保育園に入りにくいワースト10駅

また、東京都区部の「0歳児の保育園に入りにくい行政区ランキング」を見ると、1位「世田谷区」、2位「大田区」、3位「江戸川区」、4位「練馬区」、5位「江東区」、6位「杉並区」、7位「品川区」、8位「板橋区」、9位「足立区」、10位「葛飾区」だった。」

  • 0歳児の保育園に入りにくい行政区ランキング

同社は、「全体的にみると、婚姻数の減少などに伴い出生数も低下し、0歳人口は減少しているものの、0歳児定員数も減少しており、大きな改善は見られませんでした。そのため、今年も都区部での"保活"については、苦戦を強いられそうです。また、昨年との比較では篠崎駅と船堀駅の2駅がワースト順位を上げており、10位以内にランクインしました。近隣エリアをご検討中の方は注意が必要です」とコメントする。