JR九州は、日豊本線開業100周年と宮崎空港線開業25周年を記念した企画を11月20日から実施すると発表した。記念出発式や記念入場券の発売などを予定している。

  • 日豊本線開業100周年記念・宮崎空港線開業25周年記念入場券台紙(おもて面)

記念出発式は11月20日に宮崎空港駅と宮崎駅で開催。宮崎空港駅では、特急車両で運行する同駅9時30分発、宮崎行の普通列車の発車に合わせ、9時から宮崎空港開業25周年を祝う出発式をホームで開催。宮崎駅では、同駅10時59分発、延岡行の普通列車の発車に合わせ、日豊本線開業100周年を祝う出発式を10時15分から1・2番ホームで開催する。いずれも沿線自治体の首長や各自治体のキャラクターらが参加する。

記念入場券も11月20日に発売。開業100周年を迎えた日豊本線8駅と宮崎空港駅の計9駅分の入場券がセットになり、日豊本線を走行した列車や旧駅舎の写真、開業当時の新聞記事を掲載した台紙が付く。発売額は1セット2,000円。宮崎駅、南宮崎駅、佐土原駅、日向新富駅、高鍋駅、川南駅、都農駅、日向市駅、門川駅、宮崎空港駅の10駅にて、合計1,000セット販売する。

  • 日豊本線開業100周年記念・宮崎空港線開業25周年記念入場券台紙(中面)

11月20日以降、期間限定でデジタルスタンプラリーも開催。対象スポットに設定された駅や観光施設を訪ねてスマートフォンでGPS認証すると、スタンプを獲得でき、参加者に沿線自治体の特産品などが当たるチャンスもあるという。期間は2022年1月30日まで。詳細は11月20日以降、駅に設置するチラシで案内する。