「ONE TEAM」などラグビーW杯から5語 2019年の新語・流行語大賞ノミネート30語が発表 「上級国民」や「タピる」も

2019年11月6日(水)14時0分 BIGLOBEニュース編集部

「2019 ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート語30

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今年最も話題になった言葉を決める「現代用語の基礎知識 選 2019 ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が6日、発表となった。


今年は、日本代表が史上初のベスト8進出を果たしたラグビーW杯から5語がノミネート。試合の中、一つに結束して戦う日本代表チームのスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」や、フォワードの姫野和樹選手の得意技「ジャッカル」、試合中だけでなく集合写真でも笑顔を見せないプロップの稲垣啓太選手を形容した「笑わない男」などの言葉が話題になった。盛り上がりに伴い急増した「にわかファン」もポジティブな言葉として広まった。


42年ぶりに全英女子オープンを制したスマイリングシンデレラなど明るい話題がある一方、今年は台風や大雨による災害や、吉本興業に所属する芸人の「闇営業」問題など暗い話題も多数。4月に東京・池袋で起きた自動車暴走事故では、高齢加害者が逮捕されなかったことや容疑者ではなく「元院長」と報道されたことからネットを中心に「上級国民」という言葉が生まれた。


また、若者の間では、タピオカパールをミルクティーなどの飲料に入れた台湾発祥の「タピオカドリンク」が流行。タピオカドリンクを飲むことを表す「タピる」「タピ活」などの派生語も生まれブームが継続した。


「2019ユーキャン新語・流行語大賞」トップテンと年間大賞は、このノミネート語の中から12月2日に発表。選考委員は、姜尚中(東京大学名誉教授)、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)が務める。


<2019年のノミネート30語>
・あな番(あなたの番です
・命を守る行動を
・おむすびころりんクレーター
・キャッシュレス/ポイント還元
・#KuToo
・計画運休
・軽減税率
・後悔などあろうはずがありません
・サブスク(サブスクリプション)
・ジャッカル
・上級国民
・スマイリングシンデレラ/しぶこ
・タピる
・ドラクエウォーク
・翔んで埼玉
・肉肉しい
・にわかファン
・パプリカ
・ハンディファン(携帯扇風機)
・ポエム/セクシー発言
・ホワイト国
・◯◯ペイ
・MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)
・免許返納
・闇営業
・4年に一度じゃない。一生に一度だ。
・令和
・れいわ新選組/れいわ旋風
・笑わない男
・ONE TEAM(ワンチーム)

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