「その身柄、引き受けます」 財団法人が「てるみくらぶ」内定取り消しの学生を無試験無面接で採用

2017年3月29日(水)12時35分 BIGLOBEニュース編集部

宿泊施設活性化機構Facebook スクリーンショット

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財団法人宿泊施設活性化機構(JALF)は、破産手続きの始まった「てるみくらぶ」などから内定を取り消された学生を、無試験無面接で採用すると発表した。


JALFは、ホテルや旅館など宿泊施設の黒字化を支援する団体。会員である宿泊施設等からの年会費や講演会収入で維持されている。同じ旅行業の「てるみくらぶ」の破産を受けて、JALFは「その身柄、JALFで引き受けます」キャンペーンをFacebookで告知。社会貢献の一環として、「てるみくらぶ」などから内定を取り消された学生を対象に、選考を行わず内定を出すとしている。採用後については、「あなたが優秀な方の場合:一生JALFにいてください」「あなたがそれほどでも…:数か月、風雨を凌いでください」とのこと。JALFの31日23時59分までにFacebookページにダイレクトメッセージを送ることでエントリーすることができる。


「てるみくらぶ」は資金繰りの悪化により27日に破産開始手続を開始。平成29年度の新入社員として約50人が採用の内定を受けていたが、破産開始によって内定は取り消された。


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