JR北海道は13日、1994(平成6)年3月に営業運転を開始したキハ281系が2022年9月をもって定期運行終了となることを受け、10月に2日間限定で、デビュー当時の列車名「スーパー北斗」として函館~札幌間でラストラン運転を行うと発表した。

  • キハ281系が9月に定期運行終了。10月22・23日に「スーパー北斗」としてラストラン運転を行う

キハ281系は現在、特急「北斗」として上下各3本で運行されているが、9月30日をもって定期運行を終了。10月1日からキハ261系による運行に切り替わる。

定期運行終了後の10月22・23日、キハ281系のラストラン運転を実施。「スーパー北斗」として函館~札幌間で運行され、途中の東室蘭駅のみ停車する。下りは函館駅8時35分頃発・東室蘭駅10時42分頃発・札幌駅12時16分頃着、上りは札幌駅12時38分頃発・東室蘭駅14時13分頃発・函館駅16時37分頃着で運転される。

ラストラン運転の「スーパー北斗」は全車指定席の8両編成。最初に制作された試作車「キハ281-901」を8号車として使用する。なお、「キハ281-901」はラストランに向け、導入初期の塗装とロゴマークへの変更を実施。8月下旬から運行開始する予定となっている。