JR北海道は2月2日出発のツアー「『団体臨時列車 元気です夕張号』で行く夕張日帰りの旅」を12月20日14時に発売する。石勝線新夕張~夕張間が2019年3月31日をもって営業を終了するのを前に、長年の利用に感謝を込めた企画として1日限り催行する。

  • 石勝線夕張支線(新夕張~夕張間)の終点、夕張駅

ツアーに使用する「元気です夕張号」は、「北海道の恵み」シリーズの「道央 花の恵み」「道北 流 氷の恵み」の2両編成で札幌~夕張間を運行。往路は岩見沢駅・追分駅経由、復路は南千歳駅経由での特別運行となる。車内では夕張市石炭博物館館長から夕張の石炭の歴史にまつわる解説が聞けるほか、軽食や銘菓などの提供がある。

夕張では、館長の案内で石炭博物館見学・模擬坑道体験などができる「炭都夕張の歴史探訪コース」、ホテルマウントレースイでの食事・入浴ができる「夕張の雪を感じる温泉コース」の2コースを用意。旅行代金は「夕張の雪を感じる温泉コース」が9,800円、「炭都夕張の歴史探訪コース」が1万1,800円。申込みはJR北海道ツインクルデスクで電話のみ受け付ける。募集人員は90名を予定している。