ニュース 2021.05.11. 11:00

一軍だけじゃない!ロッテ二軍も光る“1つ先の塁”を狙った走塁意識

 今年のロッテのチームスローガンは、“この1点を、つかみ取る。”

 一軍では1つ先の塁を狙う走塁を狙った足を絡めた攻撃が光り、リーグ1位の168得点を挙げる。

 ファームも、チーム得点はイースタンリーグトップの172をマークするなど、1つ先の塁を狙った積極的な走塁が得点に繋がるケースが多い。

 3月25日の日本ハム戦では1-1の3回二死一塁から加藤翔平のレフト前に落ちるヒットで、一塁走者の福田光輝が一気に三塁を陥れ、打った加藤も送球間に二塁へ進塁。続く井上晴哉のセンター前ヒットで、福田光、加藤ともに生還した。

 4月10日の西武戦では0-0の5回二死一、二塁から高部瑛斗が放った一塁への強襲のゴロ(記録は失策)で、守備がもたついている間に二塁走者の西巻賢二が一気にホームイン。

 4月11日の西武戦では0-1の2回一死満塁から山本大斗のセンターへのフライで、三塁走者だけでなく、二塁走者の佐藤都志也も三塁へタッチアップを決めた。

 4月15日のDeNA戦では0-0の初回一死三塁から福田秀平が放った一塁へのゴロで、三塁走者の平沢大河がホームに突っ込み、捕手のタッチをかいくぐり、先制のホームを踏んだ。

 4月28日のヤクルト戦では0-1の3回二死三塁からエチェバリアの打席中、長谷川が投じたボールを捕手の古賀が、一塁付近に弾き、その間に三塁から小川龍成がヘッドスライディングで、ホームに還ってきた。

 いくつかの例を挙げたが、これだけでなくファームの選手たちは、一軍でプレーする選手たちと同じように、“1つ先の塁”を狙う意識が徹底されているように見える。4月10日の西武戦で好走塁を見せた西巻は「走塁も自分のなかで大事にしている部分。常に次の塁、次の塁を狙う走塁というのを意識しています」と話す。

 ファームでも相手の隙を突いた走塁をしているからこそ、一軍の舞台でも“普段通り”の走塁ができる。佐藤は5月7日のオリックス戦で、5-3の6回二死走者なしから高いフライを打ち上げたが、三塁の宗が落球しボールを拾ったときには、すでに二塁まで到達していた。得点には繋がらなかったが、二塁まで進んでいたことで、ヒット1本で追加点のホームを踏んでいた可能性もある。そう考えると、一塁でストップしているか、二塁まで進んでいるかでは大きな違いが出てくる。1点を奪うために、1つ先の塁を狙っていることが大事になってくるのだ。

 話をロッテの二軍に戻すと、3月25日の日本ハム戦から4月20日の楽天戦にかけて14連勝するなど、2位・日本ハムに7ゲーム差をつけて、イースタン・リーグの首位を独走しているが、こういった日々の積み重ねが勝利に繋がっているといえそうだ。

文=岩下雄太

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