第4戦スペインGP木曜会見のトップバッターは、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)とカルロス・サインツ(フェラーリ)のふたりのスペイン人ドライバーだった。1週間前のポルトガルGPでのアロンソは、13番手スタートから8位入賞と、素晴らしい結果を出した。ところが「母国グランプリへの準備はさぞや万端なのでは」と訊かれたアロンソは、「いや、全然だ」と答えた。
「新しいマシンを理解し、ピレリタイヤの挙動を思い出すには、まだもう少し時間がかかりそうだ。何も考えずに身体が自然に反応して操作するようにならなければ、マシン性能を100%引き出せないからね」