横浜FM戦に出場した遠藤 [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第1節が23日に行われ、ガンバ大阪が横浜F・マリノスを相手に2-1で勝利した。試合後、G大阪のMF遠藤保仁がインタビューに応じた。
先月40歳となった遠藤だが、この試合も抜群の存在感を見せた。代名詞とも言える正確な長短のパスだけでなく、前線のスペースへのスプリントでチャンスを演出するなど、昨シーズンのJリーグ王者の撃破に大きく貢献している。
そして同試合でスターティングメンバーに名を連ねた遠藤は、今シーズンで21年連続で開幕戦のスタメン入りとなり、また元日本代表GK楢﨑正剛氏が持つJ1の歴代最多出場記録631試合に並んだ。このことについて、試合後の遠藤は「並んだだけですけど、非常にうれしく思います。正剛さんの偉大さを痛感しております」とコメント。また「これだけ試合に出るという大変さは僕と正剛さんしか分からないところもあると思います。フリューゲルス時代の先輩ですし、正剛さんの記録に並ぶことができて、光栄に思っています」と続け、楢崎に敬意を示した。
21年連続での開幕スタメン入りに関しては「あまりそこは興味がないですけど、でも選手である以上、先発で試合に出たいという思いは、多分何歳になっても変わらないとは思うので。今日も最初から試合に絡めて嬉しかったです」と語った。
またサッカー選手としての自身の素質については「歴代の監督に聞いてください」と話しながらも、ここまでの記録を積み上げられた要因としては「いろんな方が自分のサポートをしてくれたというのは間違いない。それはチーム関係者もそうですし、家族もそうですし、知り合いもそう。自分がサッカーをやる上で良い環境を整えてくれているというのは、ここまでやれている要因の中で間違いなく大きな一つだとは思うので。そこには感謝しています」と語った。
そして今後のキャリアについても、以下のように語っている。
「何試合までとか決めていないですけど、やっぱり充実したサッカー人生を送りたいとは思います。そのためには試合に出ないといけないですし、いい準備をしていかないと若い選手がどんどん出てくるので。それに負けない粘り強さでやっていきたいと思います」
来月1日にJ1第2節ベガルタ仙台戦を迎えるガンバ大阪だが、遠藤は632試合目の出場を果たし、新たな記録を樹立することになるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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