福岡市交通局は3月13日、地下鉄空港線・箱崎線のダイヤ改正を実施する。朝ラッシュ時のホームの混雑緩和や運転間隔・乗換え待ち時間など、地下鉄利用者の利便性向上を目的としている。

  • 福岡市地下鉄空港線・箱崎線が3月13日にダイヤ改正

福岡市地下鉄の1日平均乗車人員は天神駅が最も多く、次いで博多駅の順となっているが、ともに1面2線の島式ホームということもあり、時間帯を問わず混雑している印象が強い。3月13日のダイヤ改正後、この両駅において、平日朝ラッシュ時の最も混み合う時間帯に1・2番線の列車同時着を回避することで、ホームの混雑緩和を図るという。

その他、平日の早朝から朝ラッシュ時にかけて、中洲川端駅での空港線・箱崎線の乗換え待ち時間を改善。空港線では平日早朝・夕方の運転間隔の均等化などを行う。平日だけでなく、土曜・休日ダイヤもダイヤを変更するが、平日ダイヤ、土曜・休日ダイヤともに1日の運行本数に変更はないとのこと。七隈線はダイヤ改正を実施しない。

なお、福岡市地下鉄空港線と相互直通運転を行うJR筑肥線も3月13日にダイヤを見直し、一部時間帯において福岡空港駅から唐津方面の直通列車を取りやめ、筑前前原駅乗換えに変更する。20時以降の時刻・運転本数見直しなども予定されている。