● 楽天 0 － 2 ソフトバンク ○
＜17回戦　Koboパーク宮城＞

　ソフトバンクが先発・千賀の快投で投手戦を制した。楽天も則本が9回2失点と完投するも敗戦投手。不調の打線がここ4戦で3度目となる完封負けを喫した。

　則本は初回から2イニング連続の3者凡退スタート。しかし0－0の3回、先頭の7番上林に右中間への二塁打を許すと、二死三塁から1番明石に先制適時打を浴びた。雨脚が強まった6回は、二死から四球と安打で一、二塁のピンチ。6番松田は内角球で詰まらせたが、これが左前へ落ちる適時打となった。

　それでもエースは、最後までマウンドに立ち続け9回126球、7安打9奪三振2失点と力投。しかし打線の援護なく、今季4敗目（11勝）を喫した。

　打線は4回までに3度先頭打者が出塁したが、2併殺を記録するなど拙攻の連続。8回まで千賀から得点を奪えず、9回は抑えのサファテに封じられた。

　楽天はこれで、16、17日の西武戦、そしてこの試合と、ここ4試合で3度目となる完封負け。打線の不調が深刻で、首位・ソフトバンクと5.5ゲーム差。デーゲームで日本ハムに勝利した3位・西武とは1.5差となった。