ニュース 2020.08.18. 11:00

ロッテ、3カード連続勝ち越しなるか!?最初で最後のソフトバンクとの6連戦

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昨季2位のロッテ=ZOZOマリン(C) Kyodo News

昨季は好相性も…


 マリーンズは前カードの日本ハムとの6連戦を4勝2敗で勝ち越し、18日から首位・ソフトバンクと6連戦だ。開幕から続いた同一カード6連戦も、この6連戦がいよいよ最後になる。

 昨季17勝8敗と大きく勝ち越し、この6連戦の舞台である本拠地・ZOZOマリンでも10勝2敗だった。今季も開幕カードで、敵地・PayPayドームで対戦したが、2勝1敗と勝ち越した。

 相性が良いとはいえ油断は禁物だ。昨季故障の影響でマリーンズ戦には10試合しか出場していない開幕から打撃好調の柳田悠岐、開幕カードで.357と打ち込まれた栗原陵矢、投手陣でも昨季故障の影響でマリーンズ戦に登板がなかった石川柊太といった昨季あまり対戦のなかった選手たちの出場、登板が予想される。開幕カードには主力の中村晃は出場しておらず、さらに今カードからグラシアルの一軍復帰の報道も出ており、チーム力は間違いなく開幕カードで対戦したときよりも上がっているだろう。

 マリーンズも昨季3勝10敗と大きく負け越した京セラD大阪で今季はここまで4勝1敗1分、昨季1勝8敗だった札幌ドームで3勝3敗だったことを考えると、昨季の相性が良かったから“今年も勝てる”というものでもないといえるだろう。

マリーンズもチーム力アップ


 マリーンズも確実に昨季よりもチーム力がアップしていることは間違いない。

 荻野貴司、レアードといった攻撃の軸を故障で欠いた中でも、8月のチーム月間77得点、15本塁打、12盗塁はいずれもリーグトップの数字だ。7月21日の西武戦から4番に座る安田尚憲は、14日の日本ハム戦で満塁の好機に走者一掃の3点適時二塁打を放つなど、得点圏で高い勝負強さを発揮すれば、16日の日本ハム戦に『1番・センター』でスタメン出場した和田康士朗がプロ初安打を含む3安打、3盗塁の活躍で、チームに勢いを与えた。昨季はファームでプレーしていた選手たちが、一軍の舞台で躍動している。

 主力も3番・マーティンが8月月間トップタイの6本塁打を放てば、5番・井上晴哉が月間打率.362、3本塁打、14打点、2番の中村奨吾も月間打率.320、田村龍弘も勝負所で価値のある一打を放った。

 投手陣も、ジャクソンが退団した後、8回・ハーマンの前を投げる投手が流動的だったが、7月29日に一軍昇格後、8試合に登板し防御率0.00の唐川侑己、13日の日本ハム戦で1回を無失点に抑えNPB初勝利を挙げたフローレスを勝ち試合で起用できる目処が立った。

 先発陣は前カードの日本ハム戦でQS(6回3自責点以内)を達成した投手がいなかったが、美馬学、小島和哉、岩下大輝、石川歩の4人は開幕からしっかりとローテーションを守っており、先発としてある程度の計算は立つ。

 マリーンズもソフトバンクも昨季と顔ぶれが変わったなかでの6連戦。勝ち越すためにも、初戦をモノにできるかが重要になる。18日の予告先発・美馬学は「首位のチーム相手ですし、上を目指すには絶対に勝たなければいけない相手なので全力で勝てるように、そして長いイニングを投げて先発投手の役目をしっかりと果たしたいと思います!頑張ります!」と強い決意を持ってマウンドにあがる。

 また、「右大腿二頭筋の軽い筋損傷」で7月23日に一軍登録抹消されていた不動のトップバッター・荻野貴司が、17日の楽天との二軍戦で『4番・指名打者』で実戦復帰。球団を通じて「時間がかかってしまいましたが、まずは試合に出場できたので良かったです。今日(17日)は守っていないので、次回は守備についてフルで試合に出られるように準備していきたいと思います。まだまだブランクがあるので打席の感覚、試合の感覚を早くつかんでいきたいです」とコメントしており、一軍復帰もそう遠くないと見て良いだろう。

 ここまで27勝22敗1分で、首位・ソフトバンクと「2.0」ゲーム差の3位。マリーンズがこの先、本当にリーグ優勝を争うことができるチームなのか、この6連戦で“真価”が問われているのではないだろうかーー。今後の戦いを占う意味でも重要な6連戦となる。

文=岩下雄太

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