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中村俊輔が古巣セルティック訪問「この雰囲気でプレーしたことが幸運」

2014.12.15

2005-06シーズンのスコティッシュ・プレミアリーグを制し、トロフィーを掲げる中村 [写真]=Getty Images

 スコティッシュ・プレミアリーグ第16節が14日に行われ、セルティックとセントミレンが対戦。スコット・ブラウンの2得点などで4-1とセルティックが快勝し、リーグ戦8連勝で首位を快走している。

 同試合には、2005-06シーズンから4シーズン在籍し、多くのタイトルと勝利をチームにもたらした横浜F・マリノス所属のMF中村俊輔セルティック・パークを訪れ、観戦。所属時の背番号「25」が入ったユニフォームを送られた。


 クラブ公式HPでは中村のコメントを紹介。「日本ではサッカーのオフシーズンが長いので、私がここにいる間、家族に良くしてくれた人たちに会いに、そして挨拶をするため、グラスゴーを訪ねることを決めました」と古巣訪問の理由を説明した。

 サポーターの本拠地で作り出す空気は欧州でも屈指のセルティックだが、「今日はスタジアムで素晴らしい雰囲気とともに試合を見ましたが、以前にこの雰囲気の中でプレーをしていたことはすごく幸運なことだったんだと再認識できました」と当時を思い起こしている。

 試合では中村のセルティック時代の同僚であるブラウンが2得点と勝利に貢献したが、「パフォーマンスも素晴らしかったですが、ピッチ上での存在感がすごかったです。偉大なクラブのキャプテンでありますし、存在がチームにとって大きなものですね」と、元同僚に賛辞の言葉を送っている。

 中村は加入初年度の2005-06シーズンからリーグ3連覇を果たす。2006-07シーズンにはスコットランドPFA年間最優秀選手賞や年間べストゴールなど、個人賞も多数獲得した。同シーズンのチャンピオンズリーグではグループリーグでマンチェスター・U相手にホームとアウェーそれぞれで直接FKを決め、CLに大会フォーマットが変更になってからのクラブ初となる決勝トーナメント進出に貢献。2008年にもレンジャーズとの“オールドファーム”で強烈なミドルシュートを決めるなど、多くのインパクトをセルティック・サポーターに残している。

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