東京メトロは6月11日から8月4日まで地下鉄博物館(東京都江戸川区)で開催される特別展「錦絵などでみる江戸東京の今昔展」に協力する。同館を運営するメトロ文化財団が保有する錦絵などを通じ、東京の昔と今を紹介する内容となる。

  • 「錦絵などでみる江戸東京の今昔展」ポスター

「錦絵などでみる江戸東京の今昔展」では、東京湾の埋め立てによって拡張した江戸時代から、都市の近代化とともに生活様式も変化してきた明治時代を経て、現代に至るまでの歴史を紹介する。

錦絵が描かれた地域を「上野~浅草~千住、王子地域」「本所~深川~両国地域」「日本橋~大手門~霞ヶ関~芝周辺地域」の3つに分け、江戸時代の古地図と現在の写真を合わせて展示。古地図と現在の地下鉄路線図を関連づけて、江戸から東京への変化を伝える。江戸の「季節」が感じられる展示物や、役者絵・美人画など江戸の「トレンド」を伝える展示物も紹介する。