マインツ戦で今季3得点目を挙げた香川真司 [写真]=TF-Images/Getty Images
ブンデスリーガ第16節が12日と13日に各地で行われ、MF香川真司が所属するドルトムントがマインツを2-0で破り、9試合ぶりの白星を飾った。ペーター・シュテーガー新監督の下、フル出場を果たした香川は89分にチーム2点目となる今シーズン3ゴール目を挙げている。
地元紙『Ruhr Nachrichten』は、香川と先制点を決めたギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスにチーム最高となる「2.5」を与えた(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。
寸評では「よく走り、常にパスを受けられる準備ができていた。ただ、78分に2点目を決めておかなければならなかった。(そこは逃したが)運よく終了間際に取り戻すことができた」と、決定機逸を指摘されつつも精力的なパフォーマンスを称えられている。
また地元紙『Revier Sport』は、採点で「3」の平均点をつけたが、寸評では「攻撃陣で最も目立っていた。試合を組み立て、クレバーな攻撃を何度も演出すると、ダメ押しの2点目を決めた(89分)」と、攻撃の中心として躍動したことを評価している。
ただ、続けて「79分の段階で決定機を決めておかなければならなかった。どのコースを取るのか、味方と合わせておくべき場面もいくつかあった」とつづり、逸機と味方との連係不足を指摘。採点が「3」にとどまった理由を示した。
また、日本代表FW浅野拓磨のシュトゥットガルトはアウェイでホッフェンハイムに0-1で敗れた。浅野は26分から投入されたが、目立った仕事を果たせず、地元紙『Stuttgarter Zeitung』の採点も「4」と低い点数がついた。
寸評では「アナスタシオス・ドニスに代わって出場。しかし、センターFWとしては骨を折っただけだった。ボールをしっかり足元に収められない場面がとにかく目立ち、彼の持ち味であるスピードも全く活かせなかった」と空回りに終わったと総括した。
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By サッカーキング編集部
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