バレンシアが関心を寄せるバルサMFニコ・ゴンサレス [写真]=Getty Images
バレンシアがバルセロナ所属のU-21スペイン代表MFニコ・ゴンサレスに関心を寄せているようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在20歳のニコ・ゴンサレスはバルセロナの下部組織出身。2021年8月にトップチームデビューを飾ると、昨シーズンは公式戦37試合に出場し2ゴール2アシストを記録。シーズン終盤は負傷による離脱を余儀なくされたものの、ラ・リーガ初年度で上々のパフォーマンスを見せた。
今後の活躍にも期待がかかるニコ・ゴンサレスだが、一部では他クラブへの期限付き移籍を検討しているとも噂されている。バルセロナは現在、中盤に豊富なタレントを抱えており、ニコ・ゴンサレスが主力に定着できるかどうかは不透明な状況。コートジボワール代表MFフランク・ケシエの加入もあり、スタメン争いのさらなる激化も予想されることから、充分な出場機会が得られるチームへのレンタル移籍の可能性を考慮しているようだ。
そんな同選手への関心が明らかになったのがバレンシア。今夏の移籍市場で中盤の補強を熱望している同クラブは、ユヴェントス所属のブラジル代表MFアルトゥール獲得に向けて動いていたものの、給与の割合をめぐって交渉が停滞しているという。こうした状況を踏まえ、アルトゥールよりも費用がかからないニコ・ゴンサレスの獲得を本格的に検討しているようだ。報道によると、すでにクラブ間での話し合いも行われているという。
ニコ・ゴンサレスに対しては、ラージョ・バジェカーノやウルヴァーハンプトン(ウルブス)からの関心も伝えられている。バルセロナがレンタル移籍に応じるかどうかは現状では不透明だが、『マルカ』はオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)の去就がカギを握っていると指摘。F・デ・ヨングが退団した場合、バルセロナは中盤の人員を確保するためニコ・ゴンサレスをスカッドに残す可能性が高いという。こうしたことから、F・デ・ヨングの去就が明らかになるまで、バルセロナがニコ・ゴンサレスの移籍に応じることはないと『マルカ』は伝えている。
2022-23シーズン、ニコ・ゴンサレスはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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