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開催終了CREAM フォーラム

詳細

2009年10月29日 08:26 更新

CREAM フォーラム
日時:2009年10月31日(土)、11月1日(日)、11月3日(火・祝)(3日間)
場所:新港ピア シアタースペース

《プログラム》
■10月31日(土)
13:00 - 14:30
【基調講演】
35年後 ── 「見出せないテクスト」再考
レイモン・ベルール(文学・映画・映像研究/CNRS[フランス国立科学研究センター])
映画・映像研究の重鎮が示唆する、映像芸術の過去と現在。フォーラム全体への導入となる映像論。

概要:
ベルールは1975年に発表した論考「見出せないテクスト」で、文学の場合とは異なり、言葉による完全な引用が原理的に不可能な映画のテクストを「見出せないテクスト」と名づけた。それから35年後、映画のテクストがとりわけDVDによってかつてよりは「見出せる」ようになった一方で、1990年代以降の現代美術シーンに多くみられるようになったさまざまな映像作品が、新たなる「見出せないテクスト」としてわれわれを魅了し続けている。マイケル・スノウ、ビル・ヴィオラ、アニエス・ヴァルダ、ダニエル・ヴァレ・クレネール、ジェームズ・コールマンらの多彩な実例をもとに、現在の映像体験が一体どのような状況にあるのかを探る本フォーラムへの導入。

レイモン・ベルール(Raymond Bellour)
1939年生まれ。文学、映画、映像研究。CNRS(フランス国立科学研究センター)名誉研究主任。
映画、ヴィデオ、ニューメディアなど、複数の映像メディアが混交する領域を扱う理論家として、現在最も注目される存在の一人。
主な著作に、『L'Analyse du film』(1979)、『L'Entre-Images』(1990)、『L'Entre-Images
2』(1999)、『Le Corps du cinéma. Hypnoses, émotions,
animalités』(2009)等。91年、セルジュ・ダネーらとともに雑誌『Trafic』を創刊。またキュレーターとして、「Passages
de l'image」(1989、ポンピドゥー・センター、パリ)、「States of Images: Instants and
Intervals」(2005、CCB、リスボン)などを手がける。

15:00 - 16:30
【セッション 1】
装置間の争い ── 映像メディアの混淆とその体験
パネリスト:
レイモン・ベルール(文学・映画・映像研究/CNRS)
武田 潔(映画研究/早稲田大学)
トロン・ルンデモ(映像研究/ストックホルム大学)
ナビゲーター:
堀 潤之(映画研究、表象文化論/関西大学)

基調講演で示されたテーマを巡るラウンドテーブル。ヴィデオ・インスタレーションや映画などを中心に、映像を巡る世界で今何が起きているかを理論的に考察。

概要:
映画をはじめとする映像作品がかつてなく多様化し、混淆している現在、映像を見るとはどのような体験なのか?
映画館や、美術館や、DVDや、インターネットといった映像を見るための各種のコンテクストは、映像作品の体験とどのように関わっているのか?
基調講演で提示された論点を、映画論・映像論のフロンティアで活躍するパネリストたちがさらに展開します。

レイモン・ベルール(Raymond Bellour)
1939年生まれ。文学、映画、映像研究。CNRS(フランス国立科学研究センター)名誉研究主任。
映画、ヴィデオ、ニューメディアなど、複数の映像メディアが混交する領域を扱う理論家として、現在最も注目される存在の一人。
主な著作に、『L'Analyse du film』(1979)、『L'Entre-Images』(1990)、『L'Entre-Images
2』(1999)、『Le Corps du cinéma. Hypnoses, émotions,
animalités』(2009)等。91年、セルジュ・ダネーらとともに雑誌『Trafic』を創刊。またキュレーターとして、「Passages
de l'image」(1989、ポンピドゥー・センター、パリ)、「States of Images: Instants and
Intervals」(2005、CCB、リスボン)などを手がける。

武田 潔(Kiyoshi Takeda)
早稲田大学文学学術院教授。専攻は映画学、主な研究テーマは映画における自己反省作用。
1954年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了。フランス国立社会科学高等研究院で博士号取得(指導教授:クリスチャン・メッツ)。
著書に『明るい鏡 ルネ・クレールの逆説』(早稲田大学出版部)、『映画そして鏡への誘惑』(フィルムアート社)。共編書に『新・映画理論集成』全2巻(フィルムアート社)。訳書にJ・オーモンほか著『映画理論講義』(勁草書房)、N・アルメンドロス著『キャメラを持った男』(筑摩書房)など。

トロン・ルンデモ(Trond Lundemo)
映像研究。ストックホルム大学(スウェーデン)映画学科准教授。2002年には客員教授として、2007/2009年には客員研究員として成城大学に招かれる。
主な著作に「In the Kingdom of Shadows – Cinematic Movement and its Digital
Ghost」(『The YouTube Reader』に収録、2009)、「The Dissected Image; The
Movement of the Video」(『Allegories of Communication』に収録、2005) など。

堀 潤之(Junji Hori)
1976年生まれ。パリ第三大学映画・視聴覚研究科への留学を経て、2004年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。専門は映画研究・表象文化論。現在、関西大学文学部准教授。著書に、四方田犬彦との編著書『ゴダール・映像・歴史』(産業図書、2001)、論文
“Godard’s Two Historiographies” (Michael Temple, James Williams and
Michael Witt (eds), For Ever Godard, London: Black Dog Publishing,
2004, 所収)など、訳書に、コリン・マッケイブ『ゴダール伝』(みすず書房、2007)、『ゴダール 映画史
テクスト』(共訳・注釈、愛育社、2000)、ロニー・ブローマン/エイアル・シヴァン『不服従を讃えて』(共訳、産業図書、2000)などがある。

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