4月25日(土)ﾁｹｯﾄ一般発売

S席 13,000円
A席 11,000円
B席　9,000円

Pｺｰﾄﾞ 322-957

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私はきっと、涙する。。。



ポール・サイモン。
(1941.10.13〜)
ｼﾞｮﾝ･ﾚﾉﾝ、ﾎﾟｰﾙ･ﾏｯｶｰﾄﾆｰ、ﾎﾞﾌﾞ･ﾃﾞｨﾗﾝ、ﾐｯｸ･ｼﾞｬｶﾞｰらと並び評される現代音楽最高のｺﾝﾎﾟｰｻﾞｰ。
米ﾀｲﾑ誌は政治家や哲学者､科学者なども含めた『世界で最も影響力のある100人』にﾎﾟｰﾙ･ｻｲﾓﾝを選んでいる。
また、彼の書く独特な歌詞は文学的かつ繊細で、ﾉｰﾍﾞﾙ文学賞受賞者のﾃﾞﾚｸ･ｳｫﾙｺｯﾄは"The Mississippi delta was shining like a national guitar"を例にとり、その作風を『Simoneque』と呼んで現代最高の詩人の一人と賞賛している。

一方、相方のアート・ガーファンクル。
(1941.11.5〜)
口を開けばたちまちにその空間を支配する、神秘的なまでに透き通ったその美声は『天使の歌声』と称され、聴く者の心を震わせて止まない。



彼らの出会いは小６のとき。『ﾄﾑ&ｼﾞｪﾘｰ』というﾊﾞﾝﾄﾞを組み、58年に『Hey Schoolgirl』をﾋｯﾄさせる。
大学時代は一時ﾃﾞｭｵとしての活動を休止し、64年に『ｻｲﾓﾝ＆ｶﾞｰﾌｧﾝｸﾙ』として『水曜の朝､午前3時』をﾘﾘｰｽ。しかしながら当時はﾌｫｰｸ沈静期にあり大した注目もされず、ﾋｯﾄはその後の66年に意外な形で現出された。
米FM局が、同盤のA面ﾗｽﾄの曲『ｻｳﾝﾄﾞｵﾌﾞｻｲﾚﾝｽ』を流したところ、ﾘｽﾅｰに大きな反響を得たのである。全米No.1ﾋｯﾄとなった。
その後も『ﾐｾｽ･ﾛﾋﾞﾝｿﾝ』『明日に架ける橋』などNo.1ﾋｯﾄ曲を次々に世に送り出し、孤高のﾃﾞｭｵとしての地位を不動のものにするも、その活動は音楽性の相違などもあり、そう長くは続かなかった。

81年、ﾆｭｰﾖｰｸのｾﾝﾄﾗﾙﾊﾟｰｸのｺﾝｻｰﾄを機にﾃﾞｭｵとしての活動を再開するものの新ｱﾙﾊﾞﾑづくりは破談。93年以降は絶縁状態が続いた。

2003年に『ｻｲﾓﾝ＆ｶﾞｰﾌｧﾝｸﾙ』としてﾛｯｸの殿堂入りを果たし、それを機にﾊﾞﾝﾄﾞを再結成してｱﾒﾘｶ&ﾖｰﾛｯﾊﾟﾂｱｰを敢行。
2009年、最後となるであろう日本公演となる。



個人的には思い入れが深いﾊﾞﾝﾄﾞ。23年間で2500枚以上のCDを買いあさり聴き込んできた私だが、その記念すべき購入1枚目のｱﾙﾊﾞﾑが『ｻｲﾓﾝ＆ｶﾞｰﾌｧﾝｸﾙ』の『若き緑の日々』(写真)だった。いや、記憶が遠くて曖昧だな…父親に買い与えられたのかも知れない。
中学の音楽の授業中独唱ﾃｽﾄで先生のﾋﾟｱﾉ演奏に合わせ、自らﾁｮｲｽした『ｽｶﾎﾞﾛｰﾌｪｱ』を歌ったのは昨日のことのようで、もう20年以上も前の話。
そりゃｻｲﾓﾝ＆ｶﾞｰﾌｧﾝｸﾙも年をとるわな。

彼らももうじき70歳。正直、彼ら二人を同時に日本で観ることができるのは、今回が最後となるであろう。
万感の思いを抱きながら、史上最高のﾃﾞｭｵを堪能してきたいと思う。



込み上げる涙を、
こらえ切れないだろう。。。