＜講演会のお知らせ＞

◆題目：こぞって原子炉しか助けようとしなかった原子力防災
◆講師：松野　元 氏
　　　　元原子力発電技術機構・緊急時対策技術開発室長
◆日時：2013年3月9日（土）14：00〜17：00
◆場所：放送大学東京文京学習センター

◆要旨：日本では原子力の重大事故は起きないといわれていた。地震があって津波が来て、福島原発事故が起きた結果、だに10万人以上の避難者がいるのはなぜなのか。
あの時、国は何をしなければいけなかったのか、電気事業者はどうすればよかったのか。どちらも住民のことを忘れていたのではないだろうか。
今後の日本の原子力はどうあるべきかを考えるにあたって、脱原発か再稼働かをアンケート調査のように議論するだけでいいのかを、みんなで考えたい。

◆講師のプロフィール：四国電力を定年退職した後、福島原発事故が起きる4年前に「原子力防災」を世に出していた。福島原発事故が起きた後は、求めに応じて講演活動を続けている。日本では重大事故は起きないとされていた中で、すでにこれを予見していたと、烏賀陽弘道著「原発難民　放射能雲の下でなにが起きたのか」（PHP新書）の最終第4章に詳しい。

◆講演会終了後「懇親会」を予定しています。18：00〜20：00（3,000円／人）

◆受講申込、お問い合わせなどはコチラへhttp://p.tl/lyp8

◆企画　放送大学東京文京・冨永ゼミ
　　　　https://twitter.com/tominaga_semi