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開催終了11月12日『ぼくたちは見た』上映&岡真理さんのお話

詳細

2011年10月23日 09:58 更新

下記の上映とお話を企画しました。

皆様、ぜひぜひご参加ください。


・・・・以下転送転載歓迎・・・・・

●日時:2011年11月12日(土)午後6時30分上映(開場6時20分)
(1)午後6時30分〜『ぼくたちは見たーガザ・サムニ家の子どもたちー』上映 
     映画公式サイト http://whatwesaw.jp/
     監督・撮影 古居みずえ 
     制作・配給 アジアプレスインターナショナル 
     2011年/カラー/86分      
(2)岡真理さんのお話
  (演題)『〈ガザ〉:歴史の天使、あるいはナディヤの失われた脚 』

  お話の後に、質疑応答・感想意見交流(予定)
    (午後9時10分頃終了予定)       

●会場:ひと・まち交流館京都 第5会議室(3階)【定員90名】
    河原町五条下る東側 市バス「河原町正面」下車すぐ
    京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分      
    地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分      
  TEL:075ー354ー8711
 案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

●参加費:1000円

●主催:ピースムービーメント実行委員会

●問い合わせ先:TEL:090−2359−9278(松本)
           Eメール anc49871@nifty.com(山崎)

●映画の紹介
映画『ぼくたちは見た』公式サイトhttp://whatwesaw.jp/ から紹介

◆センセーショナルな報道の裏側で忘れられていく、子どもたち
1400人という多くの犠牲を出した、2008年から09年にかけてのイスラエル軍によるパレ
スチナ・ガザ地区への攻撃。本作の監督であるジャーナリスト・古居みずえは、攻撃直
後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことに大きなショックを
受け取材を始める。ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは一
族が一度に29人も殺されるという、過酷な事件を経験していた。古居みずえのカメラは
、家族を失いながらも、懸命に生きる子どもたちの生活を静かに見守り、彼らの心の傷
と変化を写し出す。20年以上パレスチナに通い続けてきた古居みずえだからこそ描きだ
せた、事件の後の“真実”。それに触れることは、瞬間的に消費される情報が飛び交う
中で、「世界を理解するために知るべきことは何か?」を示してくれるだろう。

◆子どもたちの“生きる力”“人間力”が世界を変える!
親を亡くし、家も学校も破壊された子どもたち。しかし、ガザにはストリートチルドレ
ンは存在しない。親を失い、兄弟を失っても、兄弟姉妹、いとこ、おじさん、おばさん
、おばあさんといった大家族が彼らを引き取り、新しい家族としての“絆”を深めてゆ
く。封鎖されたガザでは、物資も少なく、日々の食事の支度もままならない。それでも
、家族で食卓を囲み、瓦礫のあとで遊びながら、子どもたちはたくましく生きていく。
子供たちの証言から垣間見られるもの、それは“生きる力”“人間力”だ。なぜ国や人
種、宗教が違うのに、子供の持つ“生きる(いきようとする)力”は見る者の胸を打つ
のか。古居みずえは特に日本に住む同世代の子どもたちや、子を持つ親の世代に見てほ
しいをと切望する。きっと、同じ星に生まれた彼らの姿は、今の日本に住む私たちの心
にも響き、これからの世界を変えるきっかけを作ってくれる。

●古居みずえ監督より
私は過去20年あまり、パレスチナに通い続けていますが、このときの攻撃のように民間
の家々をはじめ、モスク、工場、学校、オリーブ畑など、ありとあらゆるものが破壊さ
れ、3週間で1400人というたくさんのパレスチナの人たちが殺されたことは初めてでし
た。さらに犠牲となった人たちの大半は民間人であり、300人以上の子どもたちが含ま
れていたことに、大きなショックを受けました。
2009年1月末、現地に入った私は、イスラエルによる軍事攻撃で親や兄弟を殺された子
どもたちを追い始めました。その子どもたちは、いつまたイスラエル軍の攻撃があるか
もしれないという不安におびえ、一方で自分たちが見た惨状を忘れることができず、あ
るいは忘れまいとして、夢と現実の狭間でもがき苦しんでいました。
映画は、爆撃の下で子どもたちは何を経験したのか、そして爆撃のあと、どんな暮ら
しをしているのかということを、子どもたちの言葉と絵で描いています。それは同じ地
球上で起きていることであり、遠い昔の話ではなく、今、このときも苦しんでいる子ど
もたちの話です。この子どもたちの心の叫びを、できるだけ多くの方々に耳を傾け、観
ていただきたいと思います。

●古居みずえ(ふるい・みずえ)監督のプロフィール
ジャーナリスト・映画監督。アジアプレス所属。1988年よりパレスチナを取材。新聞・
雑誌・テレビなどで発表。第1回監督作品『ガーダ パレスチナの詩』が好評を博し、
同作品で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。2011年新著『ぼくたちは見た-
ガザ・サムニ家の子どもたち-』(彩流社)を刊行。

●岡真理(おか・まり)さんのプロフィール【トーク】
1960年東京生まれ。現代アラブ文学研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
東京外国語大学でアラビア語を学ぶ。在学時代に、パレスチナ人作家ガッサーン・カナ
ファーニーの小説を読み、パレスチナ問題、アラブ文学と出会う。以来、現代世界に生
きる人間の普遍的思想課題としてパレスチナ問題に取り組む。
著書に、『彼女の「正しい」名前とは何か』(青土社、2000年)、『記憶/物語』
(岩波書店、2000年)、『棗椰子の木陰で 第三世界フェミニズムと文学の力』(
青土社、2006年)、『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)ほ
か。
訳書にサイード・アブデルワーヘド『ガザ通信』(青土社、2009年)、ライラ・アフ
メド『イスラームにおける女性とジェンダー』(法政大学出版、2000年)ほか。
近年は学生・市民有志による朗読集団「国境なき朗読者」を主宰、朗読劇
「The Message from Gaza 〜ガザ 希望のメッセージ〜」の脚本、演出を担当、
「文学」の力と「肉声」がはらみもつ可能性を実践的に追究。

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