mixiユーザー(id:15104809)

2008年05月28日01:05

5278 view

知り合いが三角港で一家心中しました。

ワゴン転落 次男以外6人死亡
https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=499767&media_id=2

2008年5月27日 熊日新聞 朝刊一面
フォト

2008年5月27日 熊日新聞 夕刊一面
フォト

2008年5月27日 熊日新聞 夕刊三面
フォト

熊本・宇城市の港で家族7人の乗った軽ワゴン車が海に転落 6人死亡、少年1人救助

26日夜、熊本・宇城市の港で、家族7人が乗った軽ワゴン車が海に転落、このうち6人が死亡し、少年1人が救助された。
26日午後8時50分ごろ、熊本・宇城市の三角港で、軽ワゴン車が海に転落し、消防が駆けつけたところ、すでに中学3年生の14歳の少年1人が、近くにいた人たちに引き上げられていて、打撲などの軽傷を負っていた。
海中に沈んだ車の中には、自営業・今井昭一さん(63)と妻・知子さん(40)、三男(7)と二女(5)、そして長女(16)とその娘で生後6カ月の赤ちゃんあわせて6人がいて、病院に運ばれたが死亡した。
現場周辺には、ブレーキの跡などは見当たらなかった。
一夜明け、現場には家族に花を手向ける人の姿も見られた。
近くの人は「(助かった少年が)『お母さん、お母さん』とわめくばかりで、何とも言えない」と話した。
今井さんは、周囲に「最近、仕事がうまくいかない」と話していたということで、警察は、事故と無理心中の両面で調べている。
(05/27 13:03 テレビ熊本)
http://fnn.fujitv.co.jp/news/headlines/articles/CONN00133559.html

亡くなられた今井さんは、去年の夏、OPENしたばかりのピラミッドに
移動販売車でかき氷やたこ焼きを売りに来てくれたりして、
我々若者がやることに好意的な数少ない人々の中でも最も協力的な方でした。

自家発電機だと燃料がもったいないだろうと、ピラミッドの中からケーブルを
引いて電源を供給してあげたり、ピラミッドにお客さんが少ないときは
わざわざ来てもらったのに悪いなと売り上げ協力したことが思い出されます。

大阪から三角に来た今井さんは苦戦してる我々に
「三角の人はなかなか他所モンは受け入れんもんね。でも、がんばんなっせ」
と応援してくれる気のいいおっちゃんでした。

暑い中、汗を流して働くスタッフにかき氷をくれたりもしました。

ピラミッドがもう少し早く軌道に乗せられたら、
昨日ではなく、もう少し、先だったかもしれません。

そして西港の再開発が出来ていれば、
西港の前のおっちゃんの店も繁盛して
こんなことは起こらなかったと思います。

我々の力が足りませんでした。

ちょうど1年前の五月末、ピラミッドを始める直前、
「ピラミッドをやるのか?やらないのか?」
市長室で市長に直談判したときに私は言いました、
「このままだと町で商売やってる人の中から首くくる人がでますよ」と。
「そして、いまやるべきだ。今年のやらないと間に合わない。」とも。
市長さんは決断し、県にも掛け合ってくれ実現にいたりました。

ですが、その後、各方面から屁理屈みたいな揚げ足取りにあい、
多分、その過程でいったと思います、
「条例を守るために民に死ねと言うのですかと」とも。

でも、間に合いませんでした。
今井さんが営まれてた、アイスクリームとたこ焼き屋さんは
若者が三角にたくさん来るようになれば、最も効果のでる商売だったのですが。

そして、このことは三角に住むある一家族のことではなく、
今後、日本各地、特に疲弊した地方で起こると思います。

為政者が最もやってはならぬこと、
それは、困窮によって民を死に至らしめないこと。
それをいまやっています。

日本全体から見れば、小さな悲劇ですが、これを見過ごして
なんら手を差し伸べねば、いずれ大きな災いとなって亡国となります。

公務員諸氏は公権力は、今のようにな事なかれ主義で、
不作為によっても人が死ぬ。権力を持つことの恐ろしさと
自覚を持って欲しいものです。
0 30

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する