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2023年03月26日20:46
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ラザロよ、出てきなさい
今日2本目。
朝にはドバイワールドカップの歴史的快挙について書きました。しかしこれから書くのは、それ以上の歴史的偉業であります。
ヨハネによる福音書 ー その第11章。ラザロの復活。
◆若きマックス・フォン=シドーが演じた『偉大な生涯の物語』（ジョージ・スティーヴンス監督、1965）より
https:/
まことにハレルヤであるが、マックス・フォン=シドーって、この手の役が多いよね。
◆8年後のエクソシストでは
https:/
��The power of Christ Compels You�燹�
この言葉を覚えておいてください。Compelは屈服させるという意味ですが、「強いる、強制する」つまり��Force�爐箸曚榮欝舛任后�
ラザロの復活、福音書の記述を書き写すの面倒くさいから、和訳動画を上げますね。
https:/
ラザロといふのはエルサレムから3kmほどのベタニヤといふ村に住んでいた。長姉がマルタで次姉がマリヤ、ラザロはその弟である。三人姉弟だけで仲良く暮らしておった。
主イエスはベタニヤに赴くとき、いつもラザロん家に泊まられた。
ルカによる福音書、10章38-42にも記述があって、
「さて、彼らが旅を続けているうち、イエスがある村に入られると、マルタという女が喜んで家にお迎えした。彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、御言葉に聞き入っていた。
ところがマルタは、いろいろともてなしのために気が落ち着かず、みもとに来て言った。『主よ。妹が私だけにおもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのでしょうか。私の手伝いをするように、妹におっしゃってください』」
「主は答えて言われた。『マルタよ、マルタ。あなたはいろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、ひとつだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません』」
姉のマルタはわさわさし、妹マリヤはまったりと。姉妹の性格がよく表れておる。
ラザロが瀕死の時もそう。
「マルタは、イエスが来られたと聞いて迎えに行った。マリヤは家ですわっていた」
（ヨハネ11章20節）
こんな姉たちと弟を、イエスは愛しておられた。なんなら「君をしもべとはもう呼ばない。もはや友である」。
ところがイエスは、ラザロ瀕死の報に接しても2日ほどウェイティング。別の場所にいて、直ちに駆けつけなかった。なぜか。
カトリックの解説者がこう語る。自動翻訳あるけれど、簡単な英語ですから見てみてください。
https:/
「多くの人はしばしば、神に喜ばれる者が苦しむのを見て気分を害す（ヨブがそうよね）が、神は特に愛する者を、特別な仕方で、苦しみに遭うのを許すことがある。
キリストは受肉し人となることで、我々人類のレベルにまで遜（へりくだ）られたから、もちろん病の苦しみはご存知だ。しかし主は、病を癒すことよりも、死そのものを征服することで我らを十字架の救いに引き寄せ、永遠の命といふものを表したのである。そう、ピーター・クリュソログスは言いました」
※ピーター・クリュソログス（380〜450）。司教で医師。哲学者・神学者。ローマカトリック教会と東方教会の両方から、聖人とされている。
先日「今日は恩師の日」
https:/
で触れた、母教会の前々任牧師・I 先生が今日は説教奉仕。氏もマルタとマリヤの実態や、永遠の命を語った。
いわく、
「主イエスはマルタに、こう言われた。『わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。あなたはこのことを信じますか』。
彼女はイエスに言った。『はい、主よ。私はあなたがこの世に来られる神の子キリストである、と信じております』」
「マリヤは、イエスのおられた所に来て、お目にかかると、その足もとにひれ伏して言った。『主よ、もしここにいてくださったなら、わたしの兄弟は死ななかったでしょうに』
「イエスは言われた。『その石を取りのけなさい』。死んだ人の姉妹マルタは言った。『主よ、もう臭くなっておりましょう。死んでから四日にもなりますから』」
ここでもう、彼女ら姉妹は全然分かってないというね。
だってマルタは言ったじゃん。「はい、私はあなたがこの世に来られる神の子キリストである、と信じております」。
テキトーだよなぁ。口で言っても心でわかっちゃいない。神の子キリストであるなら、よみがえり・いのちであるなら、現実的というか生物学的には腐敗し、死んで四日も経っていようが、ラザロの復活を信じるはずじゃん。
いっぽうマリヤは「あなたがここに居たならば、弟ラザロは死ななかったでしょうに」と。だから言ってんじゃん、死とは単なる死ではなく、死をも克服する永遠の命だって。
こんな姉妹のありようは、決して遠い昔の彼女らだけの話じゃない。君たち僕たちの話である。
口で言っても信じちゃいない。口先三寸、手八丁。キリスト教はさておいて、日々我々はそんな風でしょう？
I師は続けます。
「生と死は、決して対立していない。また、来るべき彼岸の命と現世の命、２つあるわけではない。
命はひとつである。キリストにあっては、死と生を濁流のように飲み込む、たったひとつの命だけがある」
This is 永遠の命。
ラザロは死してよみがえり、それはキリスト=イエスの十字架刑と復活の先触れであった。死の象徴たる悪魔よ、いざ戦わん。
主イエスはマルタやマリヤ、私どもの不信仰に憤られるとともに、悪魔との戦いを前にして、だから武者震いされた。
さて冒頭の伏線を回収してみます。CompelすなわちForceとな。
ラザロを起こすにあたり、イエスは何と言ったか。
Come Forthとな。
ForceとForth、2文字の違い。そしてForthとは「前に出る」と云ふ意味であります。扉を開けて、さあ出でよ。
死という結界・閾を克服し、なお前進せよ。
ヨハネによる福音書、その第11章には、おおむねそんな事が書いてあります。
では音。例のIt is well（神は常に良い事をしてくださる）、そのスリーバージョン。
◆先ずはアンセム・ライツ、イケメン集団。
https:/
◆ミュージカル的にはコレ。
https:/
◆ジャパニーズ的には、『やすけさは川のごとく』
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ーーー
つまるところ、
♪ もうすぐイースター、春ですね。恋をしてみませんか♪
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というね。
朝にはドバイワールドカップの歴史的快挙について書きました。しかしこれから書くのは、それ以上の歴史的偉業であります。
ヨハネによる福音書 ー その第11章。ラザロの復活。
◆若きマックス・フォン=シドーが演じた『偉大な生涯の物語』（ジョージ・スティーヴンス監督、1965）より
https:/
まことにハレルヤであるが、マックス・フォン=シドーって、この手の役が多いよね。
◆8年後のエクソシストでは
https:/
��The power of Christ Compels You�燹�
この言葉を覚えておいてください。Compelは屈服させるという意味ですが、「強いる、強制する」つまり��Force�爐箸曚榮欝舛任后�
ラザロの復活、福音書の記述を書き写すの面倒くさいから、和訳動画を上げますね。
https:/
ラザロといふのはエルサレムから3kmほどのベタニヤといふ村に住んでいた。長姉がマルタで次姉がマリヤ、ラザロはその弟である。三人姉弟だけで仲良く暮らしておった。
主イエスはベタニヤに赴くとき、いつもラザロん家に泊まられた。
ルカによる福音書、10章38-42にも記述があって、
「さて、彼らが旅を続けているうち、イエスがある村に入られると、マルタという女が喜んで家にお迎えした。彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、御言葉に聞き入っていた。
ところがマルタは、いろいろともてなしのために気が落ち着かず、みもとに来て言った。『主よ。妹が私だけにおもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのでしょうか。私の手伝いをするように、妹におっしゃってください』」
「主は答えて言われた。『マルタよ、マルタ。あなたはいろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、ひとつだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません』」
姉のマルタはわさわさし、妹マリヤはまったりと。姉妹の性格がよく表れておる。
ラザロが瀕死の時もそう。
「マルタは、イエスが来られたと聞いて迎えに行った。マリヤは家ですわっていた」
（ヨハネ11章20節）
こんな姉たちと弟を、イエスは愛しておられた。なんなら「君をしもべとはもう呼ばない。もはや友である」。
ところがイエスは、ラザロ瀕死の報に接しても2日ほどウェイティング。別の場所にいて、直ちに駆けつけなかった。なぜか。
カトリックの解説者がこう語る。自動翻訳あるけれど、簡単な英語ですから見てみてください。
https:/
「多くの人はしばしば、神に喜ばれる者が苦しむのを見て気分を害す（ヨブがそうよね）が、神は特に愛する者を、特別な仕方で、苦しみに遭うのを許すことがある。
キリストは受肉し人となることで、我々人類のレベルにまで遜（へりくだ）られたから、もちろん病の苦しみはご存知だ。しかし主は、病を癒すことよりも、死そのものを征服することで我らを十字架の救いに引き寄せ、永遠の命といふものを表したのである。そう、ピーター・クリュソログスは言いました」
※ピーター・クリュソログス（380〜450）。司教で医師。哲学者・神学者。ローマカトリック教会と東方教会の両方から、聖人とされている。
先日「今日は恩師の日」
https:/
で触れた、母教会の前々任牧師・I 先生が今日は説教奉仕。氏もマルタとマリヤの実態や、永遠の命を語った。
いわく、
「主イエスはマルタに、こう言われた。『わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。あなたはこのことを信じますか』。
彼女はイエスに言った。『はい、主よ。私はあなたがこの世に来られる神の子キリストである、と信じております』」
「マリヤは、イエスのおられた所に来て、お目にかかると、その足もとにひれ伏して言った。『主よ、もしここにいてくださったなら、わたしの兄弟は死ななかったでしょうに』
「イエスは言われた。『その石を取りのけなさい』。死んだ人の姉妹マルタは言った。『主よ、もう臭くなっておりましょう。死んでから四日にもなりますから』」
ここでもう、彼女ら姉妹は全然分かってないというね。
だってマルタは言ったじゃん。「はい、私はあなたがこの世に来られる神の子キリストである、と信じております」。
テキトーだよなぁ。口で言っても心でわかっちゃいない。神の子キリストであるなら、よみがえり・いのちであるなら、現実的というか生物学的には腐敗し、死んで四日も経っていようが、ラザロの復活を信じるはずじゃん。
いっぽうマリヤは「あなたがここに居たならば、弟ラザロは死ななかったでしょうに」と。だから言ってんじゃん、死とは単なる死ではなく、死をも克服する永遠の命だって。
こんな姉妹のありようは、決して遠い昔の彼女らだけの話じゃない。君たち僕たちの話である。
口で言っても信じちゃいない。口先三寸、手八丁。キリスト教はさておいて、日々我々はそんな風でしょう？
I師は続けます。
「生と死は、決して対立していない。また、来るべき彼岸の命と現世の命、２つあるわけではない。
命はひとつである。キリストにあっては、死と生を濁流のように飲み込む、たったひとつの命だけがある」
This is 永遠の命。
ラザロは死してよみがえり、それはキリスト=イエスの十字架刑と復活の先触れであった。死の象徴たる悪魔よ、いざ戦わん。
主イエスはマルタやマリヤ、私どもの不信仰に憤られるとともに、悪魔との戦いを前にして、だから武者震いされた。
さて冒頭の伏線を回収してみます。CompelすなわちForceとな。
ラザロを起こすにあたり、イエスは何と言ったか。
Come Forthとな。
ForceとForth、2文字の違い。そしてForthとは「前に出る」と云ふ意味であります。扉を開けて、さあ出でよ。
死という結界・閾を克服し、なお前進せよ。
ヨハネによる福音書、その第11章には、おおむねそんな事が書いてあります。
では音。例のIt is well（神は常に良い事をしてくださる）、そのスリーバージョン。
◆先ずはアンセム・ライツ、イケメン集団。
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◆ミュージカル的にはコレ。
https:/
◆ジャパニーズ的には、『やすけさは川のごとく』
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つまるところ、
♪ もうすぐイースター、春ですね。恋をしてみませんか♪
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