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2022年08月13日08:13

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医師と監察医の見解は対立

安倍元総理の銃撃事件について、蘇生医療と警察の検視および司法解剖の所見の銃弾が入った方角、遺体の損傷についての重大な違いが問題になっています。個々の真実は多々あるでしょうが、事実は1つです。しかし、法的な事実とされるのは、警察から解剖の委嘱を受けた解剖医の診断書からの判決です。

蘇生医療を行なった、福島県立医大の福島教授の所見は、遺体には右鎖骨上2カ所、左上腕部に1カ所の傷があった。銃弾は、右鎖骨上から入り、左上腕部から抜けたと推測しています。鎖骨下大動脈に損傷があり、ここからの大量出血が死因だろうとの見解です。

心室にも、大きな穴があった。止血処置をして、100単位の輸血をしたが、全身の臓器からの出血が止まなくなって、死亡に至ったとの診断です。体内の銃弾を見ていないといいます。解剖医の所見を警察が青山繁晴議員に述べた内容は、解剖医ではなく、警察がまとめたものの情報リークである点に注意しましょう。

山上容疑者が発した、2発目の散弾が、安倍元総理が外れた一発目の約2.5秒後、爆音がした左に振り返ったとき、左鎖骨付近から入って、水平に直進して、胸部大動脈を傷つけたと推測されています。しかし、この銃弾は、体内から発見されていない。残留廃棄物になる血液も全部調べたが、弾はなかったというのが事実です。

安倍元総理の傷は、盲管銃創である。銃弾は、外には出ていないのは、事実と思われます。救命医療のどこかの段階で外に出て失われたのかも知れないというのが、警察の推測です。右鎖骨付近から入った銃弾は、右肩の骨に当たり、骨折させていた。この銃弾は発見されたが、致命傷を与えたと思われる銃弾は、発見できなかった。

福島教授の所見が正しければ、司法解剖の所見は、間違っています。警察は、本人の供述と、解剖の所見から、立件ができると判断しています。司法解剖の所見が、「福島教授の所見とは一致していない」ことを警察は認めています。蘇生医療の場には、奈良医大の外科医を総動員した20人の医師団がいたという。傷の診断での嘘は言えないでしょう。

他の医師も蘇生医療と血管と心臓の大きな傷の縫合に当たっているので、記者会見で嘘を言ってもバレます。福島教授には、会見の場で遺体の傷について、嘘をいう動機がないのです。心臓の穴は、蘇生医療では止血のため縫合されたでしょうから、他の傷の見逃しがあっても、心室に穴があったというのは事実でしょう。

では、委嘱された司法解剖医本人ではなく、警察はなぜ「心臓に傷はない」としたのか。司法解剖は、犯罪性のある遺体に対して、警察からの要請で警察が立ち会って、行われます。事実上は、奈良県警が行ったと言っていいものです。

シナリオ捜査とは、警察が作った犯罪の動機、証拠、証言、自白を集めて、犯罪のストーリーを作るものです。日本国では、検挙あるいは立件した人の有罪率は、98%と諸外国に比べ異常に高いです。裁判官の判断は、医師の診断にように間違うこともある法的な真実です。法的な真実は裁判官が作るものです。

刑事裁判の一般的な手順は、裁判官が被告人に質問をすることで被告人を特定し、検察官が起訴状の朗読を行って、罪状を明らかにし、冒頭陳述で事件のあらましを説明したところで、証拠調べという本格的な、裁判の審理が始まります。刑事裁判の法廷で提出され、調べられた証拠のみで、審理を行い最終的な判決を出すということが原則です。

山上容疑者は、前方に歩きながら。腰の高さから2発、撃っていました。警察上部による青山議員へのリークは、事件の捏造の可能性が高いように見えます。水平に銃弾が通ったという解剖所見は、2発目の銃弾が撃たれた瞬間の安倍元総理の姿勢と銃撃の位置とは一致しません。

財務省官僚は、森友問題で上司による近畿財務局への命令により、公文書の捏造を行ないました。これに類することが起こっているのかもしれません。裁判所・検察・警察は、政府・法務省が人事と行政を管轄するものであり仲間内です。司法も行政であり、民主主義の条件である三権分立ではない。政府・財務省と日銀の関係と同じです。

物的な証拠になる遺体は、警察が許可して焼かれています。本来は、冷凍保存すべきでした。奈良県立医大の医師が、X線写真、CTスキャン映像とともに証言しないと事実は闇の中でしょう。蘇生の治療をした医師と監察医の見解は対立していますが、検察と裁判は、普通は監察医の所見を採用するからです。

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