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2022年04月18日11:53

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すれ違いのダイアリーズ

カチンコすれ違いのダイアリーズ
フォト

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 2014年公開のタイ映画。札幌の自主上映グループ「キノマド」主催の上映会「映画とごはんの世界旅行」に参加してきました。札幌で公開されたのかな?知らない映画だったので興味を持ちまして。物語は、タイの水上分校に赴任になった2人の教師が日記を通してその存在を知りやがて出会う、というもの。外国の文化や生活を知るのも映画の楽しみですよね。沢山の驚きがありました。まず、水上分校なるもの。タイでも一校しかないらしいんですが、ダム湖に浮かぶ学校なんです。同じダム湖の水上で生活する人々の子どもたちが通うわけですが、月曜日から金曜日まで授業を受ける間は学校に宿泊。週末は家に帰る、というサイクル。だから子どもたちと教師は家族のように親密な関係になってました。集まった子どもたちは年齢もバラバラで教えるのも大変だし、食事の世話もしなきゃならない。電気も通ってないし携帯も繋がらない、水道はなくて雨水を貯めたタンクの蛇口は得体のしれないモノで詰まってるげっそり。嵐が来たら吹っ飛びそうな校舎。だけど素朴な子どもたちとの生活は凄く楽しそうでした。みんな可愛いし目がキラッキラしてて···。ドジなソーン先生が前任者のエーン先生の日記を見つけてページをめくると、自分と同じように慣れない環境で奮闘した様子が書かれていて。しかも自分と同じように恋にも悩んでいたりして。共感しながら参考になることも沢山。大変な毎日を過ごしながら読み進むうちにエーン先生の人柄に好意を抱いていく。自分で自分を励ましながら頑張る2人のシーンが代わる代わる描かれていく。とっても上手い仕掛けだなと思いました。2人が会えそうで会えないじれったい展開やエーン先生の恋人との関係もどうなるのか最後までわからなくて引き込まれました。2人の型破りな教え方とか自分の信念を曲げないエーン先生の男前なカッコ良さも良かったですうれしい顔『ブータン山の教室』を思い出す。どんな所にも教育を必要としている子どもたちがいるんだなぁ、と。素敵な映画でした〜顔(笑)あと、難しそうだけどタイ語の文字が凄く可愛かった指でOK上映会後に頂いたタイ風鶏飯弁当も美味しかった🤤キノマドさん、ありがとう💕次回お寺シネマ『パブリック図書館の奇跡』も映画は鑑賞済みですが場所がお寺···。気になりますね〜!
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