タロウはゆっくりその日も目を覚ましました。いつもは朝寝坊の英くんも居るはずなのに今日はタロウ一人でした。足元にコツっと何かが当たります。何だろう?、とタロウは思いました。ベッドから起き上がって🛌音のした方を見ます。そこには巨大な靴下がありました。タロウは「うわー!!」と言います。タロウは「サンタさんだぁ
」と言いました。タロウは巨大な靴下をヨイショ、ヨイショ、と持ってリビングに行きます。リビングではなっちゃんがお料理を作り、英くんはニコニコしながら煙草を吸っています。「英くん!!なっちゃん!!サンタさんが
来てくれたよ!!」英くんが「すごいじゃないか!!タロウ!!」と言います。なっちゃんも「素敵ね!!タロウ!!」と言います。「開けてみたらどうだい?」と英くんが言いました。タロウが元気良く「うん!!」と言います。タロウは大きな靴下から🧦中身を取り出します。綺麗な包装紙が巻かれています。タロウはヨイショ、ヨイショと包装紙を取ります。中身はとても重いです。「うわー何だろう?」とタロウは興味津々です。包みを丁寧に開けると最新のゲーム
機が入っていました。タロウが「うわー!!すごーい!!テレビゲームだぁ!!」英くんとなっちゃんは顔を見合わせて微笑んでいます。「良かったわね?タロウ」タロウはすると腕を組んで考え込んでしまいました。玄関の鍵をカチャカチャ回しています。「なっちゃん昨日戸締りしたー??」「したわよ
」「🤔うーん」サンタ
さんはどうやって入って来たのでしょう?タロウは不思議で仕方ありません。タロウは朝食を🥣バクバクっと食べるとハナちゃんの所に行ってみました。「ハナちゃんこんにちはー!!」「あらタロウ君こんにちは
」「ハナちゃんサンタ
さん来た?」「うん!!来たわ!!」「🤔ふーむ!!」
サンタさんはどうやって入って来るのでしょう?「ハナちゃんハリセンボンさんの所行こー!!」ハナちゃんはニッコリして「うん!!」と言いました。タロウとハナちゃんは手を繋いでお揃いの巻貝でハリセンボンさんの所へ泳いで行きました。ハリセンボンさんは学者さんです。何でも知っています。ハリセンボンさんならサンタ
さんがどうやってプレゼントを
くれるのか知ってると思ったのです。ハリセンボンさんのお家に着きました。「ハリセンボンさんこんにちはー!!
」「おや、タロウ君にハナちゃんじゃないか。メリークリスマス!!まぁ入りなさい
」ハリセンボンさんはそう言って二人を家に招き入れてくれました。タロウとハナちゃんが「ハリセンボンさん!!
サンタさんはどうやってお家に入って来るの??僕の家にもハナちゃんのお家にもサンタ
さんが昨日来たみたいなんだ!!でも玄関もちゃんと鍵を締めていたし🤔うーん!!分からないの!!」ハナちゃんが「うん!!不思議!!パパもママも知らない、って言うの」ハリセンボンさんはそう言われると「ふむふむ。サンタ
さんがどうやって来たという質問だね?サンタ
さんは特別な魔法を持っているのだよ。だから皆んなのお家に入れるんだ。そしてその時間は英くんやなっちゃん、ハナちゃんのパパとママも眠ってしまうんだ」タロウとハナちゃんは吃驚して、「そうなの!?」と鸚鵡返しに聞きます。「そう!!その通り!!」「サンタ
さんは魔法が使えるんだね!!すごいや!!」タロウは感動して言います。「ハリセンボンさん今夜家でクリスマスパーティーするから来て🥳ね!!」「ほほほ。では行くとするかな」
その夜は皆んなでタロウのお家でクリスマスパーティーをしました。ハナちゃんの家族もヒトデさんもチョウチンアンコウさんもマイケルくんの家族もハリセンボンさんもフグ子さんも海亀さんもイルカさんも其々の人がお料理を持ち寄ります。熱々のチキンをなっちゃんが作ってくれました。皆んな大満足です。
タロウとハナちゃんは皆んなに大きな声で言いました。「あのね!!サンタ
さんは魔法が使えるんだよ!!」
皆んなはニッコリしました。
とても素敵な聖なる夜ですね。皆んなは夜遅くまでパーティーを楽しみました。
おしまい。
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