Japan News 12/03/2021 の英文に”物言い”を付けたくなった部分です。第6面(社説の部分)
Granting foreign residents voting rights need careful consideration.
の元となった読売の社説の日本語が"(住民投票権)外国人参加を安易に考えるな”となっています。強調に否定型を用いるという日本語の癖は,もちこんでいない。しかし,need,must,shouldが多発する日本人らしい英語。私でであれば,直に
Voting right : Be circumspect about granting foreign residents' participation in politics
とします。ここでは,”安易に考えるな”をリスクを考慮せよと解釈し,circumspect としました。
もう一つ社説
Interpol must be careful to prevent political abuse of intl wanted list.
も,need,must,shouldが多発する日本人らしい英語。元となった読売の社説の日本語は,”(ICPO新体制)国際手配の政治的悪用は困る”となっている。日本語の意味もあいまいであるが,少し,意味が外れている。日本の学校教育の英文解釈のような日本語にすると「インターポルは,国際指名手配の政治的悪用に注意深なければならない」となります。私であれば,直に
ICPO's new personnel change : Disagree with political abuse of intl wanted list
とします。ここでは,新体制を”人事の刷新”と解釈し,personnel change としました。さらに,困るを,”同意できない”という意味と解釈し,disagreeとしました。
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