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2021年11月29日17:45

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11月26日 「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」見る

この日は、今のうちに話題作だけでも見ておこうと、新宿の映画館に行ってきました。
007の映画にしては、2時間半以上あるという珍しい一作ですが。
相変らず、高い所から飛んだり、車やバイクでのカーチェイスがあったり、肉弾戦から銃撃戦、爆破など、全くハリウッド映画の王道を、歩んでいるのですが。
今回が面白いのは、3点。
主役のジェームズ・ボンドには子供がいた、という設定。
娘が敵に浚われたりして、今までは世界を救う為にに活躍してきたヒーローも今回は、娘や家族の為にも戦うという設定は、今までの24作品では見られなかったので斬新でした。
あと007は引退した、という設定ですが。新たな007が黒人女性、というのも時代を現してました。
そして最後に死んでしまうのも、007史上初めてなので、これも驚きましたが。
あれだけ銃撃戦を、プロの重武装した敵兵たちと演じて、弾が当たらない訳が無いと思ってましたから、最後は撃たれながらも死んでいくのは、何となくリアリティーを感じさせました。
しかし、イギリス人なら、話に無理があるのに気付くと思いますが。
MI6と海軍は別組織です。
上司のMが、海軍にミサイル攻撃を命令しておりますが、彼にそんな権限はありません。
MI6は、ミサイルを搭載した船を持っておりませんし。海軍の中に密かにMI6の人間が存在しているというのも、英国軍の場合は有り得ないですし、海軍のミサイル発射の許可をMI6が与えられるというのも可笑しいです。
英国首相からミサイル発射の特別の権限を、Mが得た、というのが妥当ですが、それは描かないと見ていてイギリスの知識人なら不自然だと思ったと思います。
ちなみに監督は日系4世なので、映画の中でボンドと敵が対面する所などは、畳の部屋で、ボンドは土下座してたりしてました。
娯楽映画としては、一流だと思います。
一流の娯楽映画を見たい方にはお勧めだと思います。
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