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2021年10月04日13:13

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自民党総裁選から新内閣確定までに見る様々な変容

総裁選挙から、岸田新内閣確定までに至る流れの中で大きく変容したなあ、と思うことは多々ありました。

1つは国民・市民の持つ感情の変化であり、もう一つはネットの政治情報通を自認する方々の変容だと思います。

国民の変容は政治が自分達の生活に係る事だと言うのを再認識した人が多かった、と言う印象になるでしょうか?
例えば、河野太郎人気を煽ったマスコミですが、現実の世界では有権者はそれほど河野太郎を好いていないと言う現実です。
ひろゆきの行った調査でも、またTBS等の行った調査でもネットを利用していようがその他の方法であろうがオープンな集計方法を取った場合には、河野太郎はそれほど人気を博していないと言うのが如実にでてしまったのですね。
高市早苗は表にでる事が多かった所為もあって、認知が高かったのですがそれとは別に意外と岸田文雄の数字が大きかったりと言うのはありました。

これは単純に、ネット人気だマスコミの推しだと言うのとは違う面での評価が国民の間、有権者の間で復活してきている証なのではないでしょうか?
なぜならば同時に推していた枝野幸男率いる立憲民主党は数字が伸びない、またその他政党も数字が伸び悩むと言う状況下でマスコミがほとんど報道しない日本第一党や維新政党新風が数字こそ出してもらえないものの(そもそも調査の中にないのも多い)、一般の評価を高めていると言う現状もあります。

新風であれば、駅頭や街宣などで評価される部分がある、つまり聴衆が増えている事や、街頭での活動でも排除される様な事をしたら、した側の評価が下がると言う見ていたがわの感想が直接世論になるかの様な動きもあります。
日本第一党にしても、マスコミが騒いだ極右のレイシスト政党ではないと言う事が実際にみた人達の間でひろまってる面はあるのですね。

この様な評価の変化は国民全体がいわゆる悪夢の民主党政権や、安倍政権8年余で野党の動き、マスコミの動き等に辟易していると言うのがあるのは一応は事実として存在しているのだ、と言う事ですね。

バブル終わりから言われた政治や社会のことを話すのはつまらないとか、真面目に考えるのはダサいとか、選挙や政治家の事を評価するのは暗いみたいな面は消えていってる変化があったと言うのと、民主主義国家での政党の存在を複数要素が有って良いと言う受け容れる部分が戻ってきた面はあると思います。

もう一つの変容、ネットにおける自称政治情報通の方々の変化でしょうか?
情報通としてやっている事はマスコミの情報や、ネットで発表されている情報のまとめ的なモノばかりで、ちょっとアンテナを鋭くしている人なら、というかサラリーマンならば得られる情報をまとめるだけの仕事、と言うのが評価されにくくなってきた面はあります。
と言うのは、コロナでの引きこもり需要ですね。
外にでる、直接会うと言う事ができない状態での今の日本で経済や仕事を回そうとしたならば、社会や政治の情報、世界の動き等は必須のアイテムとなってしまいました。
しかし、それをまとめるのは面倒、ある物を全部まとめてと言うのになると非常に手間取りますからそういうまとめサイトやまとめ動画は初期の頃には重宝した事実はあります。

現時点で数多く登録者や視聴数が増えたご新規さんはいわばコロナボーナスと言う面が大きいのですね。
だから登録者だけの多いYouTuberってのも存在はします。
成金仕草がニュースになっていたはじめしゃちょーよりも登録者数が多いなんて人もいるにはいるのですが再生数はまだ少ない、なんて状況も。

ですが、数こなせば子供二人を育てる程度のは金は入るので、現時点ではコロナでのオンライン様様なのですね。
と、同時に自分達でも情報を集める体制が整うと、これはオンラインやリモートの為に構築したシステムが役立っている訳ですけど、そういうまとめ動画は必要性を失います。
影響力は元々無いのですから(これはKAZUYAにしてもそう)、情報としての価値があるかないか、評価するためのノイズとして必要かどうかで取捨選択されてきた訳です。

その流れの中で大きく変化したのは右も左も自称政治情報通は、相手陣営を腐すこと、バカにする言葉を多用することでコアな視聴者をつなぎとめる事に必死になり余計に必要性を失っていったと言う事ですね。

そもそもの情報が、もともとマスコミの流している二次、三次の情報です。
そこから自分の好きな情報、好みの情報、思想に合う情報だけを使いますし、それだけを信じます。
ネットではトラッキング等で、情報を好みのモノだけ送ってくる様になりますから当然フィルターには自分の好みのモノしか来ません。
このフィルターによる好みの情報だけの状態になるのをフィルターバブルと呼ぶそうで?

フィルターバブルはフィルターによって作られた泡の中にいて好みの情報だけが泡の如く湧いてくるのでそれを検証もせずに真実だ!と思ってしまう事だとか。
インフルエンサーなんて今ほとんどこんな感じで自分の好みの情報の泡の中だけにいる、現状と乖離した人だとか。
そこにエコーチェンバー効果が重なるそうですね。

エコーチェンバーは反響室と言う意味だそうでして、自分の好みの情報や自分の出した情報が反響しやたら目に入る耳に入る様になり、それを事実と思い込む事の強化になるとかなんとか。
となると、実際の事とは別に都合の良い結果や状況を予測し、決定づけそれを事実として流します。
で、見ている人も信者の様になり、それを事実として信じるのでとんでもない情報がある界隈では事実、現実として動き出すのですね。

反ワクチン、反医療なんてそんなもんじゃないでしょうか?
そして危険を広めていくとか、実際を変えて伝えるので信者以外は離れるも信者のカルト化が進むと言う事になります。

その状況で更に進めば、反社会組織の一丁上がりって処になりますが、これは今や右も←も革新も保守もリベラルもナショナリストもなんもかもあらゆる処に蝕んできている状況といえるのですよね。

だから、余計にネットの政治情報通なんてのは信用されなくなってきているのはあるし、政治家でもネットを一歩おいたところから接している人は多い訳ですね。

そういう部分では安倍元総理はネトウヨ勢力と呼ばれるのを切り離した事で成功したとも言えますが、高市早苗の様に支持者に過激なのが集まり他を愚弄するような言動を繰り返す存在は、邪魔になったてなもんでしょう。

つまり、ネットだけで活動する人間はインフルエンサーであっても有用ではない。
また有能ではないと言う事になります。
そして、現実との接点や現実での何某かの活動や研究、調査があってこその有用な人物、有用な情報と言う事がひろまっていったことによるネットだけのインフルエンサーはなくなってきていると言う事なのですね。

実際のところネットのインフルエンサーでまともな人はほとんどネットを便りにしてないのではないでしょうか?
結果、ネット情報、ネットの情報通なんていうのはだめな方に変容したって事になると言う感じでした。

もちろん、ネットそのものを利用する事に対して価値観は変わってないと思いますがネットだけを利用してそれだけに頼る人は、変化したということですね。


すくなくとも岸田政権誕生に至るまでの流れをみているとそんな感じがします。
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