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2021年10月03日15:05

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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(HORIZON LINE)

 友人の結婚式のため小型機でインド洋に浮かぶ南の孤島へ向かうことになったサラ。タイミング悪く、偶然乗り合わせたのはかつての元カレで今は気まずい関係のジャクソン。内心穏やかでないものの、大人の余裕を演出しながら、目の前に広がる真っ青で美しい海と一面の快晴に心弾ませ、空の旅は始まった。ところが、離陸直後に突如パイロットが心臓発作で急死。
この設定、映画ならジャクソンが元空軍とか、元CIAとかで、色々あるけど奇跡的になんとか着陸させるんだろうけど、元カレ、生憎ただの人。ってことは、「色々あるけど結局バッドエンド」!?。完全に「詰んだ」二人が取った、まさかの行動とは・・・。(公式サイトより)






<2021年9月26日 劇場鑑賞>

 こんな邦題、騙しですね(笑)。私もラブコメの邦画だと思っていました。事前にそうではないと知れてよかった!そして、これがなかなかスリリングな映画だったのです。おもしろかった。本当にドキドキしました。

 サラは、就職前の自由を満喫するために、とある孤島でダイビングなどして暮らしていました。彼女は余程に優秀だったのでしょうね、就職先の会社もなんと、一年彼女を待っていてくれたのです。そこは、なんといっても孤島ですから、ダイビングの先生ともラブラブになっちゃってます。でも、こんな素敵な会社を裏切ることはできませんね。サラは、島に残るよう懇願する彼を振り切って、ロンドンへと向かいます(映画自体はスェーデン・アメリカ合作)。

 そして、それなりに成功した生活をしている何年後かのサラ。友人から結婚式の招待状が届きます。結婚式は、例の孤島。大切な友人と、華やかなパーティ。サラは快諾します。しかし、行ってみると、忘れかけていた彼が!まだここにいたのですね。ダイビングの会社を設立したりなんかして、観光客相手にそれなりにがんばっている模様。気まずいとは思いながらも、声をかけちゃうサラ。彼女は常に積極的なのです。

 そして、わけあって島へ渡るフェリーに乗り損ねたサラは、小型機を飛ばせる知人を頼ることに。しかし!そこには例の元カレが。彼も飛ぶ予定だったのですね。(「なんだよ!フェリーで行っとけよ」と思ったでしょうね。しかし、そういうところが似たものどうしだったのかも)パイロットを含めた3人での飛行が始まります。

 しかし、パイロットは持病勃発。心臓発作を起こしてしまいます。素人二人の必死の攻防が始まります。なんたって、飛行はまだまだこれから。眼下は見渡す限りのオーシャンで、他にな〜んにも見えません。こんなところで墜落したら、発見すらされないかも。いや、そもそもこんなところで死にたくない!無線もちょっとつながったけど、すぐ切れる。本当に手に汗握りました。はっきり言って怖かったです。まぁ、彼もダイビングで鍛えた体があるし、サラも可能性のあることならなんにでもチャレンジするだけのバイタリティーがあった。これが幸いしましたね。





<ここからネタバレ>

 本当に手に汗握ってドキドキしたのですが、ただ一点、サラが飛んでる小型機の比翼に片手で捕まって燃料を足すシーン、あれはないと思いました。女性の細腕一本で飛んでる飛行機にしがみついたうえで、作業をするというのは、どうなんでしょうね。足の置き場もなかったようだし。ここで、少し冷めてしまいました。

 しかし、それでもおもしろかったことに違いはありません。この邦題、もったいないですね。まぁ、「どんなんかな」という興味を惹くということはあるでしょうけれど。
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