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2021年07月24日09:37

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美術館の旅(3)

7月22日

午前9時ごろ 宿を出発した私たちは、バスに乗って 約20分で岡田美術館に着いた。

岡田美術館には、もう何度も行っていて、喜多川歌麿の「深川の雪」を初公開する時にも行っている。「深川の雪」を観に行った時は、随分 並んだ。
岡田美術館で 並んだのは、その時くらいであった。
大抵は、すいている。
展示物が多く、1階〜2階までは、陶磁器の展示であるので、それをいちいち観ていたら、何時間かかるか分からないくらいである。
何回目かの岡田美術館なので、今回は、すっ飛ばして、いきなり2階に行った。

2階の展示は、以前に「深川の雪」の展示があった場所だけ観た。
そこには、今回は 横山大観の富士山の絵が 展示されていた。それだけ観て、3階の展示をじっくり観ることにした。それでも1時間半くらいは 岡田美術館にいた。

東西の日本画 ― 大観・春草・松園など―
2021年4月3日(土)〜2021年9月26日(日)

富士図の名手・横山大観(1868〜1958)、美人画に専心した上村松園(1875〜1949)と鏑木清方(1878〜1972)、観音像を描き続けた村上華岳(1888〜1939)。明治から大正、昭和にかけ、伝統と革新のはざまで新たな表現を模索した日本画家たちの作品は、色とりどりの魅力に満ちています。
東京と京都の画家を中心に、東西の日本画を紹介する本展では、大観の大作「霊峰一文字」や、松園美人の代表作「汐くみ」、速水御舟(1894〜1935)による水墨画の傑作「木蓮(春園麗華)」をはじめ、岡田美術館に収蔵される屈指の名品が一堂に会します。加えて、満36歳という若さで世を去った菱田春草(1874〜1911)の没後110年にちなみ、春草作品全7件も一挙公開。その繊細で清らかな絵画世界をご堪能ください。
東西の日本画家たちの作品から、新時代の息吹を感じ取っていただければ幸いです。


菱田春草の絵が 7枚も観れるとあっては、行くしかなかった。
2014年に 東京国立近代美術館で「菱田春草展」が開催された時も行ったのだが、春草の画業の集大成の展覧会だったはずである。
しかし、その中に 岡田美術館所蔵の絵は1枚もなかったから、今回 どうしても観ておかなければならない。と、思った。

鏑木清方や 上村松園、伊東深水の美人画も 素晴らしいので、見応えはあった。
速水御舟の「木蓮」も 素晴らしかった。
橋本雅邦の屏風も 良かった。

午前11時19分のバスに乗る為に、今回の岡田美術館は 随分 省略して観た。




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