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2021年07月06日09:44

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いまだにFAXの謎

河野さんが行政改革大臣になるまで、ほとんどの国民はいまだに霞が関の役人がFAXを使っていることを知らなかった。もちろん、中央省庁に勤めるエリートがメールを使えないわけがない。この件に関してはいろんな報道があるが、どうやら大臣答弁を用意するとき、いまだにFAXでのやりとりを要求する国会議員がいるようだ。ある民間業者が昨年、国家公務員に調査したところ、メールが使えるとは思わないが約86%、今年の再調査では約31%まで減少したが、それでもびっくりするような数値である。

わが身を振り返ると、FAXを使っていたのは12、3年くらい前まで。といっても電話+留守電+スキャナーの機能を持つ複合機だったが、亡くなった移住者仲間の録音があるのと、いまでもつながっている編集者が午前4時頃にFAXしてきたのを覚えているから。もちろん、メールは20年以上前からやっているので、PDFで資料や校正のやりとりをするのに苦労した覚えはない。FAXは文字とレイアウトくらいしかチェックできないが、PDFは写真の色まで判別可能。もうFAXに後戻りなんかできない。

それにしても、なぜ霞ヶ関ではいまだにFAXを使っているのだろうか。FAXはメールと違って廃棄すれば証拠が残らない、用紙が手に入るうちは使わないともったいない。もしそんな理由だとすれば、情けないの一語である。河野大臣は「廃止する」と明言したが、ワクチンも担当している大臣がこんなことまで言及しなければならないとは。IT後進国と世界に公言しているようなものである。

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