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2021年06月09日20:38

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今日は6/9 ROCKの日

まさに平蔵の日である(笑)。

というのも、中高大学と思春期に聴いて、また演奏してきた音楽の大半だから(笑)。

このレコードの2/3、CDの半分くらいはROCKです。
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そうしてこれがそのころずっと使ったROCKモニタースピーカーです(笑)。
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たまたま車で、BSでやった大滝詠一特集を聴いて帰りました。

あのロンバケ。
大滝詠一さん、松本隆さんに「一緒にはっぴいえんどをやった山下達郎も細野晴臣(YMO)も売れた。お前も作詞家で売れっ子だ。
俺だけ売れないアルバムばかり作っていてはいけないから、隆!手伝ってくれるか。」
「いいよ!」

松本隆作詞の「君は天然色」の歌詞は、当時松本隆さんの妹さんが急逝。
ショックでまったく作詞できなく出来なくなった松本隆さんは大滝さんに、「頼まれた作詞は無理だ。他の人にやってもらえないか?。」

大滝さん「今度のアルバムはお前の作詞前提のもの。作詞できるまで遅らせる」とレコーディングスケジュールをオールキャンセルして半年遅れて。

松本隆さんが、妹急逝のショックままならず、渋谷の景色も白くしか見えない。だから君には色がない、「君は天然色」の歌詞が生まれたことを初めて知りました。

はっぴいえんどは今のシティーポップの原型と言われているが、東京もんの作品ではなく、当時岩手から上京の田舎者の大滝詠一さんがあくまで中心とは松本隆さん。
細野晴臣さんは恋愛の歌は歌えず、また、ダイナミックな作曲は出来ない。
恋の歌と作曲なら大滝詠一さんオンリーだけだったと。

これだからストリーミングなどでは情報が足らずに、BSやFMなどの音楽番組は欠かせませんね。

以上は前フリです。
大滝詠一さんが岩手からどうして日本ロック、ポップスの最先端シーンに立てたのか?

岩手でFEN放送で、洋楽中心。それもプロデューサー、ミキシングエンジニアが誰かなど超マニアックな聴き方をして、アレンジから編曲、録音のノウハウまで耳で学んできたからと。

彼のサウンドは音の隙間を作らず、音を重ねて壁のようにする音楽プロデューサー、フィル・スペクターさんのWALL SOUNDに影響を受けたことは自認されていましたね。

自分も大滝さんほどではないにしても、そのようにマニアックにロックを聴いてきました。
アレンジ、特にドラムとベースラインと録音方法。

これが大学生で状況して氷室京介や布袋寅泰、筋肉少女帯の大槻ケンジたちと一緒にライブハウスに出るうちに、彼らの録音などで使ってもらえるようになりました。

この癖はジャズを横浜で社会人になって聴くようになってからも変わらず、リズムやベースラインは生演奏で5秒先を頭の中で演奏しながら聴いてきました。

怖いもの知らずなので、市川秀男さん、故ジョージ大塚さん、特にファーストアルバムのトリオレコードのはあのエルビン・ジョーンズさんとの故辛島文雄さんは、とてもおもしろがっていただいて、楽屋出入り自由。

ある日、ライブ後に辛島さんが楽屋でその他若手を酷く叱っているのです。
とても楽屋に入れる雰囲気ではないと帰ろうとしたら、辛島さんと目があって手招き。
辛島さん「お前ら!平蔵さんほどアメリカの往時のジャズを聴いているのか?聴いていたらああいう演奏にならないはずだ。そうだよね。平蔵くん」
困りました(笑)。

ジャズを聴き出した年です。1ヶ月にジャズレコード CDをディスクユニオン関内店などで50枚は買っていた毎日。

市川さん、辛島さん、ジョージさんなどライブが終われば、ライブの感想から、聴いたあちらのジャズについての思い、感想を自由に話すと、それがおそらく面白かったのだと思います。パーカーは! マッコイ・タイナーは!

あるいは、ライブ中のドラムやベースの感想に、自分ならこう演奏すると(笑)。実際に演奏できなくても頭の中での演奏は自由そのものですから(笑)。

でも聴いて聴いて聴いて、詳細に音楽的、電気録音的などマニアックに聴いてそのジャンルの音楽を理解できるのは間違いないと思っています。
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