上田市のオーディオコアさんで開催された表記試聴会。
デモが多岐に渡るTAOCを定年退職してSAECの営業に移られた営業マンの音楽の造詣の深さからの音楽や演奏紹介など飽きさせないものでした。
多岐にわたりますので、何回かに分けて書きますことをご了承ください。それだけ盛りだくさんな試聴会でしたので(笑)。
いきなり、すでに日記に酷い音源と紹介した大瀧詠一、ロングバケーションから「君は天然色」がラストにかけられたら、自分は隣の地元オーディオ仲間に耳打ちで「音場ない壁1枚の酷いレコードだね!」
他の満員となったお客さんも不満の様子に急遽ラスト曲のレコードが追加されました(笑)
それはそうです。今回はSAECのアームやケーブルなどの優秀さとして、パネル多数まで用意されて重視したという音場(おんじょう、おんば)がない大瀧詠一がラストだったからですね(笑)。
音場はクラシックと軽音とを分けてパネル紹介されました。
クラシックのオーケストラ
ひな壇のように高さを違えて楽器が配列している写真とともに、図解でも。
このように実際にオーケストラのレコードからの再生について、アーム違いやケーブルのグレード差がそのまま再現性に表れますので聴いてくださいとされました。
高さ方向
奥行き方向
このとおりに高さと奥行きのオーケストラ配置がそのまま再生されないと現代では通用しませんと(笑)。
日本人が苦手な立体感(笑)
これがケーブルの具体的には交流が流れれば、ケーブルやプラグがその交流周波数で振動。
フレミングの法則で磁界が発生して、自ら発生させた磁界にケーブルの磁性体が影響される。
電磁波が飛び込んでくる。発生した静電気がケーブルに悪さをするといった音の劣化原因で音場がこうして潰されたり、狭まるそう(笑)。
軽音
マルチトラックで録音したものをミキシングする軽音
写真はアビーロードスタジオのマスタリングルームだそうです。
このような装置でマスタリング段階で、実際のステージのように高さと奥行きを違えて楽器や声を配置する作業でこのように。
これが機器やケーブルの問題でこれが再現されなかったり、間違った位置、高さに定位したり歪んだり・・・
このような観点から試聴会での試聴音源を確認くださいとされました。
いつもこちらで重視している観点に他なりません。
高音、低音がどうのこうの。音が前に出た、引っ込んだといった、ホーンスピーカーが前提の地元自作真空管オーディオ仲間からは聴いたこともない観点でした。
さてこの観点から実際にどうだったのか次回書いていきます。
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