内容は、ある博士がコッペリアという人形を作る。その人形に恋をした男性の婚約者が、博士の留守中にお友達を引き連れて家に押し掛け、コッペリアに嫌がらせをしようとする。その時に、コッペリアが人形だという事が分かり、コッペリアの振りをして博士に嫌がらせをする。一方、男性もコッペリアの家に忍び込むのだが、博士に捕まって薬を飲まされる。博士は彼の魂をコッペリアに移して、命を与えようと思ったらしい。博士は博士でマッドサイエンティストみたいだなあ。それに気づいた婚約者が彼を救い、翌日、無事に結婚式をしてめでたしで終わった。
だが、博士の方は、人形が壊れてしょんぼりしたという胸糞悪いエンドだった。これ、婚約者とその友達が壊したんじゃないのか?男性もそうだが、家に不法侵入してくる時点で非常識だし、こんな犯罪者どもに感情移入できないのだが。というか、博士は大切な人形を壊された形になるわけだし、博士の方からすると悲劇じゃないだろうか。
男性は、婚約者がいるのに他の女性の家に忍び込むクズだし、婚約者の女性も、女友達と一緒に恋敵の家に不法侵入するようなクズなのだ。しかも器物破損の疑いまであるし。ドキュン同士でお似合いではあるなあ。博士は博士で、男性の命を奪おうとはしていたようだが、こんな犯罪者は、むしろ殺した方が世の中のためになって良かったんじゃないか?と思った。
博士は、めげずにまたコッペリアを治して欲しいなあと思った。
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