今日もそうだったけど、
プリンちゃんが我が家で日曜日を迎える朝は、
ぼくの部屋で「プリキュア」を見る。
ところが、
食べるのが遅いプリンちゃんに、
「もうすぐプリキュアが始まるから急いで」
とせかせても全く通じない。
何故ならプリンちゃんは、
人生の最初からからDVDや録画映像で育っているからだ。
彼女たちに「放送」、on the airという概念はない。
テレビって、
いつでも何度でも、
好きなシーンから見ることのできるメディアなのだ。
だからぼくの部屋に来たとき
たまたま大好きな「ダーウィンが来た」の再放送をしてたりすると、
「おじーちゃん、さいしょからみせて」
いや、これは放送だからそれはできないんだよ。
ということが全く理解できない。
「ほうそうってなに?」
「あのねぇ、それは・・・・」
今日もかなり噛み砕いて説明してみたが、
プリンちゃんは全く理解できないままだ。
誰か、こういう子たちに、
放送と録画との違いを納得させられるうまい説明、
教えてください!
それにしても、
世はテレビ離れだという。
youtube世代というのか、
テレビを見ない世代というのか、
この先、そういう親に育てられた幼子って、
メディアをどう認識していくのだろう?
想像もつかない。
ま、そのうちみんなわかっていくことだろうから
気に病む話ではないけれど、
もう新聞なんてのはたいてい年寄りしか読んでいない。
もしかしたら何十年か後には、
新聞もテレビも消滅してしまっているのかもしれないな。
ぼくは最近はあんまりテレビを見ないけど、
子どもの頃は「テレビっ子」と問題視された世代だ。
「テレビっ子」、
それももう完全に死語だね。
ログインしてコメントを確認・投稿する