出る杭は打たれる

大阪の感染者がここ数日1000人を超えている。
一応、検査数は100,00件以上あったので
検査数が増えれば感染者が増えてしまうのは
しょうがないかもしれない。
陽性率は7％から10％を行き来している。

東京都と言えば感染者を公表はするものの
検査数を3日間の平均で発表しているので
その当時の陽性率は計算することができない。
どうしてこのような複雑な方法を取るのか不明。

テレビでもネットでも何かしろにつけて
大阪府の吉村知事を批判する形で番組を
まとめようとしている。
吉村知事は一貫して、”マスク会食をしてほしい”
と訴えていた。
今回の感染者の増加はルールを守らなかった人が
居酒屋などで会食をしてしまった結果である。

コロナ専門病院ですら、国が建設しなかったために
大阪府は首長のできる範囲での仮病棟しか建設できなかった。
そして、飲食店への休業要請をするくらいしかできない。
もし、国が病院を作っていれば…看護師を正規で雇える。
飲食店への休業補償も国がしてくれなければ
もうこれ以上の休業補償は府からは行えない。
国が法律を変えてくれさえすれば、民間病院の病床を
コロナ患者ように転用できるのにそれもしてもらえない。

今回のコロナ対応において
政府は各都道府県の首長にほとんどを丸投げし
その責任を首長に押し付け、
自らの法の整備や規制の緩和には非常に緩慢である。
おそらく大阪においては自民党が首長の政党ではないため
他政党の勢力をこのコロナ禍を利用して
支持を落とすという見え透いた魂胆が垣間見える。

今は大阪の吉村知事はとにかく叩けば
自民党の支持者や彼をよく思っていない共産党や立憲が
喜ぶのでそのやり玉に上がっていると思われる。
実は同じようなやり方で非難されたのが五代友厚である。
五代友厚は大阪府の初代府知事であるが、
マスコミが彼のネガティブキャンペーンを行った。
日本の社会はこうした努力し、市民のために現状を必死で
変えようとする人を異端であると叩き潰す。
それが日本の未来を潰しているともしらずに…

とりあえず、私は大阪に住む以上は
吉村知事を応援するつもりでいる。
はっきりいって自民党の議員には愛想が尽きた。
大阪のために何もしてくれない。
口を開けば批判ばかりの議員はマジでいらない。