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2021年03月27日21:39

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The Beatles 「Abbey Road」

漸くアルファベット順で「B」のアーティストに到達したと思ったら
バハメンの次はもうビートルズである。
因みに単純なアルファベット順だと
Baha Menの後は暫く邦楽アーティストが続いていて
バービーボーイズ 3枚と
ベースボールベア、ビートクルセイダーズ2枚を挟んで
ビートルズである。

その中でも個人的なエポック的アルバム「Abbey Road」を皮切りに
紹介するのは実に感慨深いものがある。暫くビートルズである。
というのも、このアルバムは僕が一番最初に手にした「CD」だからである。
しかも、まだCDドライブを持っていなかったから笑わせる。
当時、可愛がってくれていた学校の先生が
「あなた、ビートルズ好きって言ってたわよね」
と、突然紙袋を渡してくれた中身がこれだったのである。
その先生は、とても綺麗な人妻の先生で、
たぶん僕より15歳以上は上だと思うが
「大人の女」然とした清潔感ある雰囲気が好きだった。

中学生の頃の僕は、どうも沈黙が嫌いだったのか
常に鼻歌を歌うか喋るかしていたようで
その時にビートルズの曲をフンガフンガ言っていたのを
先生が聞き留めたらしいのである。
そんな具合で、今でもカラオケで十八番の「Oh! Darling」は
中学生時代からずっと歌い続けているのである。

ビートルズにとっての云々は後述するとして、
このアルバムは彼らの最後期に発売されたものである。
1969年のリリースであるから、解散前に発売された最後のアルバムという事になる。
ジャケットではメンバーの4人が横断歩道を渡っている画が象徴的で
現在でもビートルズをまとめて示すときに使われるあの、場面である。
この時横断している道路が「アビィロード」という道で
彼らが所属していたEMIレコードのスタジオがある通りである。
昔住んでいた家のすぐ裏のスタジオは「アビィ・ロード」と堂々と名乗っていたし
また別の住んでいた家の前の通りは「アビー道路」と書いてあった。
兎に角、世代的にビートルズがドンピシャの人たちにとっては
重要なワードとなっている。
このアルバムが発売されて後、このアルバムの制作以前に行われたセッションでの音源を中心に制作された「レット・イット・ビー」が発売されたため、
このアルバムこそがビートルズの最後のアルバムだ!と
言って憚らない人が現在も多数いる。

細かい話はさておくとして、
個人的思い入れを割り引いたとしてもこのアルバムは
不和から解散が囁かれていた当時に制作されていたとは思えない完成度であり
後期ビートルズの代表的作品となっている。

評価 ★★★★★+α


「Come Together」
「Something」
「Maxwell's Silver Hammer」
「Oh! Darling」
「Octopus's Garden」
「I Want You」
「Here Comes the Sun」
「Because」
「You Never Give Me Your Money」
「Sun King」
「Mean Mr. Mustard」
「Polythene Pam」
「She Came In Through The Bathroom Window」
「Golden Slumbers/Carry That Weight」(Medley)
「The End」
「Her Majesty」



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