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2021年02月16日10:20

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★日めくりレシピ(盛岡冷麺)★

[難易度:2、時間:15分]
ご当地名物料理の中にはその土地の名産品などとは無関係なものもあります。単にその土地で店を開いた人が店のメニューに加えてそれが評判になって広まっていったというパターンなどですね。
盛岡冷麺もそのひとつ。昭和29年に盛岡でお店を開いた在日韓国人の方が故郷の冷麺を思い出しながら独自に考案したもの。
当初は受け入れられなかったようですが改良を重ねて「一度食べたらあとを引く」と評判になったとか。
ちなみに今でこそ「盛岡冷麺」は全国的に知名度が高いですがその名前が初めて使われたのは1986年。ずいぶんとあとになってのことのようです。
盛岡冷麺は他の土地で食べる冷麺とは麺もスープも全く異なります。麺は他に類を見ないコシの強い麺。スープは単なるタレではなくスープとして飲めるスープ。それ故、家で自作するのはほぼ不可能。お店でキットを買って帰って作るのが関の山です。なので、レシピとして書くのもおこがましいのですが非常に特徴のある料理なのでメモしておきたいなと思った次第です。

[材料](1人分)
 ・盛岡冷麺の麺:1玉
 ・盛岡冷麺のタレ:1袋
 ・水:200g(カップ1)
 ・卵:1個
 ・豚バラスライス:50g
 ・ごま油:少々
 ・白菜キムチ:30g
 ・(あれば)スイカなど果物:適宜
[即席焼豚パート]
 ・濃口醤油:4g
 ・味醂:4g
 ・酒:3g
 ・砂糖:2g

[作り方]
 1.卵は約7分茹でて硬めの半熟卵にします。茹で上がったら冷水に放ち殻を剥きます。並行して麺を茹でる湯(分量外)を沸かします。盛岡冷麺のタレは水カップ1で溶いて冷蔵庫で冷やしておきます。
※熱湯から冷水に投入することで殻と白身が離れて剥きやすくなります。
 2.1.をやっている間に豚肉を食べやすい大きさに切ってごま油を入れたフライパンに投入し中火で焼き色が付くまで焼きます。[即席焼豚パート]を加えて水気がほぼなくなるまで炒りつけます。
 3.麺を1分〜1分半茹でて流水で〆ます。これをザルに揚げて水気を切ります。これを丼に入れてタレを注ぎ、半分に切った茹で卵、2.、白菜キムチ、果物をトッピングすればできあがり。

[備考]
 ・とにかく麺のコシが強いです。発売当初はそれが不評でウケが悪かったようですが改良されたこともあってすっごくやみつきになる食感だと思います。
 ・スープは牛肉ベースの出汁が利いていてタレと言うより一杯のスープとして楽しめます。
 ・果物をトッピングするのは箸休め的な役割を想定しているらしく口の中をさっぱりしてくれる役割を負っています。なぜかスイカを載せているお店が多いらしいのですがなぜだろう?
 ・タレのレシピの1例ですがこんな感じ。牛ダシダ(韓国のビーフスープの素):2g、水:200ml、酢:15g(大匙1)、濃い口醤油:12g(小匙2)、味醂:12g(小匙2)砂糖:3g(小匙1)、塩:少々。これを全部合わせてよく混ぜてください。更におろし生姜を入れるとさっぱりします。

ということで、よければ一度お試しください。
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