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2021年01月18日19:07

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東京オリンピック・・・

 第204通常国会が今日召集され、
 菅義偉総理大臣は午後の衆参両院本会議で施政方針演説を行いました。
 その中で、 夏の東京オリンピック・パラリンピックは
 「人類が新型コロナに打ち勝った証し」として
 「世界中に希望と勇気をお届けできる大会を実現するとの決意の下、準備を進める」と
 述べています。
 正にその通りだと思った人が、どれ位いるのかなぁと思いました。
 アメリカのニューヨークタイムスは、日に日に開催できるか不透明であり、
 開催出来ない可能性があると報じています。

 東京オリンピックは、7月23日に開会式が行われる予定になっています。
 半年きり時間が残されていませんが、
 その間に新型コロナウイルスが世界中で終息するとの見通しなのでしょうか?
 余りにも誇大妄想狂のような内容のような気がしました。

 そして国内での対策については、
 「この闘いの最前線に立ち、難局を乗り越えていく決意だ」と述べました。
 これまでの新型コロナウイルス対策に、
 菅総理が最前線に立っているとは、到底思えません。
 専門家の意見を無視して、GOTOキャンペーンを続け、
 支持率の低下を見て、ようやくこれを停止しました。
 緊急事態宣言についても、小池都知事などに突き上げられて、宣言を出した訳であり、
 到底最前線に立っているとは思えないのですが、
 菅総理は、これまで最前線に立っていたと思っているのでしょうか?
 あるいはこれから立つのかも知れませんが、
 何をやろうとしているのでしょうか?
 国会に提案する新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案では、
 まだ飲食店にこだわっているような感じがしますが、
 既に飲食店に規制をかけて感染拡大を抑えられるレベルではないような気がします。

 菅総理が縋っているのがワクチンです。
 「できる限り、2月下旬までには接種を開始できるよう準備する」としていますが、
 どのように接種するか詳細が分からずに、
 東京都内の市区町村からは準備できないとの悲鳴が上がっているとも
 報じられています。
 アメリカでは、ワクチンの接種が始まっていますが、
 休園中のディズニーランドを使って行っているとも報じられています。
 それでも、接種率はまだ数パーセント台のようです。
 日本国内で2月下旬にワクチン接種が始まっても、
 医療従事者が優先され、65歳以上の高齢者が接種できるのが3月下旬、
 基礎疾患のある人や高齢者施設の従事者には4月以降と厚生労働省は示しています。
 厚生労働省では副反応の問題から、接種後30分は待機させる方針ですが、
 それだけで、密が出来てしまいそうな感じもします。
 菅総理が言うほど簡単な話ではなさそうな感じです。

 東京オリンピックの開催について、
 共同通信社が1月9・10日に全国電話調査した結果では、
 「中止すべきだ」の35.3%と「再延期すべきだ」の44.8%を併せると、
 反対意見は80.1%で、昨年12月の前回調査の同61・2%から激増しています。
 今日の菅総理の施政方針演説、また余りにも世論と大きなズレが出来ています。
 どうなるのでしょうね?


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