18961023 NO4352 兪吉濬などの動静報告
한국사데이터베이스 (history.go.kr)
010_0010_0630 駐韓日本公使館記録 10巻 一. 本省来機密公信 (63) [兪吉濬などの動静報告]
文書題目 (63) [兪吉濬などの動静報告]
文書番号 機密送第九○号
発信日 明治二十九年十月二十三日 ( 1896年 10월 23日 )
発信者 外務大臣 伯爵 大隈重信
受信者 在京城 臨時代理公使 加藤増雄
(63) [兪吉濬などの動静報告]
機密送第九○号
朝鮮人・兪吉濬（ユギルチュン ＊日清戦争の過程で成立した金弘集内閣に入閣して甲午改革の中心人物となるが、俄館播遷後に日本に亡命した。）などの動静に関し別紙の通り周布・兵庫県知事より報告がありましたのでその写しを差し進みます。
明治二十九年十月二十三日
外務大臣 伯爵 大隈重信印
在京城 臨時代理公使 加藤増雄 殿
[別紙]
文書題目 [滞留朝鮮人の動静報告]
[滞留朝鮮人의 動静報告]
兵発秘第二八五号ノ二
朝鮮人・兪吉濬（ユギルチュン）、趙羲淵（チョウィヨン）、柳赫魯（ユヒョンノ 柳赫日と去る十三日「長門丸」便で来日し、朴泳孝を萩寓所に尋ね、同日直ちに大阪へ向った)及び厳達��（ウオンタルサン）の四名は昨日正午過ぎ大阪より来着、栄町（＊現・神戸市栄町）四丁目「西潔亭」において昼食の後それぞれ亭人を前もって準備された竹本亀太��宅で休憩中であった朴泳孝□□□□ちょうどその時朴が入浴の時で、道が思いがけなく（＊この八字不明）□□□□□□□□□□□□□朴はそのまま竹本亀太��方ヘ入ったのが同夜十一時頃であった。そして兪吉濬・柳赫魯の両人は本日午前十一時までに、朴泳孝・趙羲淵・厳達��の三人は同十二時までに、いずれも大阪に向かって出発したが、朴泳孝は多少手荷物を携えており大阪より先に東京に向かって出発したと言う。
以上申報に及びます。
明治二十九年十月二十日
兵庫県知事 周布公平
外務大臣 伯爵 大隈重信 殿
ログインしてコメントを確認・投稿する