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2021年01月12日08:50

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少子化の原因、成人式。私の振袖批判。

成人式のようなものがあるから、少子化が進行するのかもしれません。
女の子が生まれ、私立の女子高から大学に入れて、成人式だ、結婚式だ…ということになったらどうしよう。いくらかかるんだと、二の足を踏むのも無理はありません。

成人式問題を語ると長くなりますので、今回は振袖に絞りたいと思います。

ほんのちょっと前まで、自分が叶えなかったことを子どもに叶えさせるという目標が子育てにありました。
自分は高卒だから、子どもは大学に…など。

(文系の場合)今は、無効になりました。
大学に入るのは、大したことではありません。学費がどえらい額だというだけです。
振袖も、「自分は貧乏で着れなかったから、娘に着せたい」という人は、ごくわずかでしょう。

だから、成人式の振袖などどうでもいい…と思いそうですが、事実はそうはならないのですね。

振袖に関しては、次のようなことを思います。

1 恐ろしく金がかかる。

ちょっといい振袖なら、レンタルでも数十万円。美容院、写真…と、うかうかしていると五十万円程度になります。
これは、何とかしてほしいです。

ランドセルが高価なのと同じです。ランドセルは、今や三万円でも安物。五万、六万のモノがたくさんあります。闇カルテルを疑いたいくらいです。「せめて、ランドセルは…」と所得の低いご家庭が無理をして費用を捻出するのに食いつく、吸血鬼ですね。

ランドセル同様、レンタルの振袖は、その価値はありません。

2 本当は、古い振袖が一番いい。

長女のときは、家内の実家に伝わった振袖を借りました。
武士が先祖代々の甲冑を身に着けるようなものです。
もしもそれがなかったら、京都の古着屋に行って、肌に馴染んだ百年くらい前のものを買おうと思っていました。
原理は、新品が一番パリッとしている洋服の逆の原理といえるかもしれません。

まあ、この洋服というのは、西洋人はよく観察しますね。体に合っているかどうかとか、着こなしはどうかとか。ある種のアメリカ映画をみると、人格的な評価の一部になっている感があります。
なんか、「他人のケツの穴を覗こうとする趣味」であり、私にはあり得ないことのように思えます。私には…というより、日本人なら、洋服の青山の安物を着ている人と、英国屋のオーダーを着ている人がいるとして、後者の方が仕事ができる、上品だ、倫理的だ…などと思う人は、いたとしてもよほどのアフォでしょう。

高い金を出せることと、その人のメンタリティは違うからです。
安土桃山時代に来日した宣教師は、日本人を褒めたたえて、
「ヨーロッパでは貧乏な紳士は尊敬されないが、日本では貧乏な紳士も紳士であれば尊敬される」と述べています。
だから、服装による値踏みは、日本に馴染みません。服で他人を判断する人は軽蔑されます、(もしも服で値踏みするとしたら、振袖が体に馴染んでいるかどうかでしょう)

貸衣装屋さんにあるケバケバした振袖の原理は、和服より洋服に近いものです。日本文化でも何でもありません。

■誰のせいでもない、けど…コロナ禍の成人式、主役たちは
(朝日新聞デジタル - 01月11日 20:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6373487
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