18960505 NO4314 朝鮮国駐在の守備隊交代の件
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010_0010_0250 駐韓日本公使館記録 10巻 一. 本省来機密公信 (25) 守備隊交代の件
文書題目 (25) 守備隊交代の件
文書番号 機密送第三六号
発信日 明治二十九年五月五日 ( 1896年 05月 05日 )
発信者 外務大臣 陸奧宗光
受信者 在京城 特命全権公使 小村寿太��
(25) 守備隊交代の件
機密送第三六号
朝鮮国駐在の守備隊交代の件については、かねて御打合に及び置き、なお本月三日電信でもって御問合せに及びました次第がありますが、これに対し
「守備隊交代のことは露公使との談判上になんら影響を及ぼす恐れはないと認めるので、なるべく速やかに実行するほうがよい」
と御回電がありました。よって今般別記の部隊を派遣し在来の後備隊と交代させることになりましたので、この趣旨を朝鮮政府へ御通知頂きたく、この件申し進みます。 敬具
明治二十九年五月五日
外務大臣 陸奧宗光印
在京城 特命全権公使 小村寿太�� 殿
[別紙]
文書題目 [別紙]
守備隊長地域別配定表
京城守備隊歩兵第一連隊第一大隊本部及び二中隊
大隊長陸軍歩兵 少佐 新山良知
釜山守備隊歩兵第一連隊第一中隊
中隊長陸軍歩兵 大尉 掘長助
元山守備隊歩兵第一連隊第三中隊
中隊長陸軍歩兵 大尉 宍戸民輔
朝鮮国守備隊人員表
駐在地 将校 下士 卒 計
京城 内軍医軍吏含有 一四人 二九人 二九○人
釜山 内特務曹長含有 五人 一○人 一二一人
元山 内軍医特務曹長含有 六人 一○人 一二一人
合計 二五人 四九人 五三二人
備考: 本表人員は戦時編制の人員より寡少である。
歩兵一大隊戦時人員
事項 将校 下士 卒 計 備考
一大隊 二五 七七 八六四 九六六
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