mixiユーザー(id:13294765)

2020年12月04日14:30

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え?コメダ珈琲店がSNSで「逆詐欺」が有名となり、このコロナ禍でも去年と同じ位の業績まで回復しているんだね。

先程、録画していたテレ東のカンブリア宮殿を観ていたら、名古屋に本社があるコメダ珈琲店の特集をやってました。

 コメダ珈琲店と言えば、名古屋の喫茶店文化を全国に広めるべくスタートしましたが、遂に47都道府県全てを制覇し、全国チェーンとなったそうです。
 その運営は97%がフランチャイズ店で、全国に877店舗、売上は340億、従業員411人の巨大チェーンです。

 番組冒頭では、今、コメダで「逆詐欺」がSNSで話題になっていると言ってました。「逆詐欺」とは、メニューに出ている物を注文したら予想以上にボリュームがあり、小食に人だと一人で食べきれない量が出てくるという事でした。確かにマック等の他のハンバーガーチェーンに比べると値段は高いですが、ボリュームはそれ以上だと思いますね。

 またコメダはフランチャイズと言ってもコンビニチェーンとは違い、本部が同じ物を売るように指導するような金太郎あめではなく、それぞれの店のオーナーが独自に店をアレンジ出来るのが、大きな違いだそうです。例えば、東京の渋谷の店は、ビジネスパーソンが多いので、Wi-Fiを1台増設して2台設置しているので、速度が100ある等仕事をしやすい環境を作っているのに対し、熊本の菊池市の店では、駐車場を使って朝市をやったり、
ドリンク+500円で英会話講座やレザークラフトの講座をやったりとコミュニケーションの場として活用しているという風に全く別な店になっているそうです。

 2013年に現在の社長の臼井氏が就任してから「全国一律のキャンペーン」をやろうとオーナー回りをした所、「うちの店はお客さんがたくさん来ているからやらないよ」と
アイデアを一蹴されたという位、個性を出すオーナーの集合体だとわかったそうです。

 それでも臼井氏は、マクドナルド、ナイキ、セガの社長を歴任した経験を活かしつつも
『「小さな工夫」で「大きな改革」をお願いします』ととあるオーナーに言われ、現場の負担を減らしながら売上を上げる事を考え、中村屋とコラボし、「カツカリーパン」を開発した所、大ヒットし、定番メニューになったそうです。
 また人気メニューのシロノワールを期間限定で色んな種類にアレンジする等した結果、
臼井氏就任後、10%売上が上がったという事でした。

 最後に村上龍が、臼井氏に「コメダの最大の強みは何だと思いますか」と聞くと臼井氏が、「色々考えたけど、やはり『空気感』かな」と言っていたのが非常に印象に残りました。コメダは長居できるのが売りですが、安心感を得られるという事でしょうね。
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